ゴードン博士は、
親業訓練を通して、親の意識改革をめざしています。
子どもであっても、
人格のある一人の人として、
対等に接するための「マインドセット」です。
この心構えが、子どもの心身共に健全な成長を大きくうながします。
こんな、「あたりまえの事」ですが、
でも、子育ての分野においては、親はジレンマや葛藤があります。
子どもを指導するのは親のツトメ
子どもを守らないと子どもの為にならない
と思う事が多いからです。
その時に「強行姿勢」を貫いてしまうんですよね。
これは「やり方」を知らないからです。
「やり方」とは、
子どもの主体性、考える力や他者への思いやり、自律心、責任感を内的に伸ばすための「具体的なかかわり方」なのですが、、
これがね、、、、、
知らないために、ほとんどの方が「逆効果」になっていると、ゴードン博士は説いています。
なので、この方法は
人によっては「今までと真逆な方法」だと思われるかもしれません。
それくらい、
「やり方」を変えるのは、自己改革を迫られます。
た・い・へ・ん
かも。
よく、
頭がパンパンになってる~~
甘いものが欲しい~
と言われます。
普段あまり使わない「脳ミソ」を使いますからね(笑)
講座では、
日常の「視点」を変える事から始めます。
まずは、今までとは違った視点を、意識してそこにもっていきます。。
これは、作業みたいなものだと捉えてください。
この、「具体的な方法」を「今どうしたらいいのか」のピンポイントで学べるのが、
ゴードンメソッドであり、
自分の現状が如実に出るのが、ロールプレイ演習です。
ちょっと
いや、かなりショック!
ですよね。
でも、
自分の接し方の
「どこをどう直したらいいのか」がわかる事は、親にとっても救いになると思う。
親業訓練って、こういう骨太の(骨しかない)、濃縮されたカルピスみたいな講座で、
カルピスは5倍に薄めて飲むけど、
親業は、10倍くらいに薄めても、しっかり美味しい(笑)くらいの講座です。
←あくまでも、私の個人的な主観です。
(実際のカルピスも、薄目が好き)
なので、
本当は、やっぱり週1の8回の対面の講座が「ホンキの習得」のためにはいいと思います。
今、対面だと4回の集中クラスもやっているのですが、
「4回だから通えました」
「8回だったら、来ていません」
という声もたくさん聞くので、
(一度受講されると、その後は、継続して学ばれる方も多いです)
学びのキッカケとしては、やっぱり、4回クラスやオンラインもいいのかなって思います。
ある程度心理学を学んだ素地をお持ちの方や、
長年、子育て本と格闘している方などは、4回クラスでも、オンラインクラスでも、
学んだ内容を自分のモノに深く落とし込まれるようです。
あっという間に終わってしまって、自分のモノになっていないやん
という方は、
「なんで、自分は一度で習得できなかったんだろう」
「他の人は上手く言っているのに、自分はできてないわ~」
と
落ち込まないで欲しいです。
何と言っても、無意識につかってきたコトバのクセや思考のクセを変えるのです!
思考のクセを変えるのは、ホンマに時間がかかります。
なので、まずはコトバの力を借りて「型」をつかって足りない技能をカバーしたらいいのだと思う。
この方法がいいなと思う方は
ぜひとも、学びを止めないで学び続けて欲しいです。
そのために、ブログやホームページを書いています。
親業の本を読んだり、ワークブックを読み返したり、このブログを読んだりすると、
忘れても、思い出せるようになっていますから、どうぞ、安心してくださいね(笑)
子どもは
親が変わるのを待っています。
変えて欲しいのは「あなた自身」でななく、
あなたの「関わり方」なのです。
親業訓練講座は、3つの講座があります。
<一般講座>:親業訓練講座
メソッドの具体的方法、「骨組み」を学ぶ講座
<パート2講座>:親業
「骨組み」をもう一度点検し復習、全体像を確認しながら落とし込む講座
<上級講座>:親業訓練上級講座
「骨組み」をつくる自分に着目し、再確認や気づきがある講座
親業は、親としての効果的な考え方と関わり方を学ぶ講座です。
そして、
自己実現講座という講座もあります。これもおすすめ(笑)
自己実現講座は、親自身が自分の人生を生きているか?を見直します。
そして、周りの人とバランスを持ちながら、自分らしく人生を生きるための考え方と関わり方を学ぶ講座です。
この2つは視点が違います。
でも、同じゴードンメソッドが使えるのがスグレモノ~
親であることが苦しいと感じる時、
自己実現講座で自分軸を整えるのも考えてみてね。