今朝は、
親業訓練金曜日午前オンラインクラスの第6回目でした。
このクラスは、2月から開講しているのですが、皆さんの都合を合わせながらゆるゆると進めています。
ゆるゆる進行するメリットは、長い期間、親業に触れていることが出来ることです。
親業は、メソッドの習得を目的とした講座です。
日常生活の中で、
自分で効果的な方法が実践できるように、
トライ&エラーを繰り返す、生きた学びの道のり、と言うのがピッタリ!
講座のない時間にも、
講座で学んだ事がグルグルと頭の中に残りながら、自分なりに学びを深めていっているようでした。
学んだからこそ感じる、苦悩の時間があります。
だけど、
その、自覚すらしていなかった無意識での言動を、
意識することが、改善への第一ステップ!
伸びしろだらけの証拠だと思うのですよ~
今日は、第6回目。
親子の間で起こる対立について、考える回でした。
対立とは、人間関係の真実の瞬間です。
この対立時にどう関わるかが、親子関係を良くも悪くもしていくと、ゴードン博士は説いています。
なので、
能動的な聞き方も、わたしメッセージも、
技能的に完璧であっても、それだけできていればいいというものでは、全くない!ということ!
ここが、改めて腑に落ちると、
納得感がハンパないのですよね!
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約束を守らせたり、ルールをつくるだけでは、親も「これでいいのかな?」と疑念が湧いてしまう時があるのは、この理由からなのです。
ここは、皆さんウスウス気づいている「違和感」の理由が、それぞれにわかるところですね。
そもそも、
子どもの性格や気質、タイプの違いが、「親子関係の違いを招く」と考えていると、
子どもを矯正しようとか、子どもを変えようとしてしまうのですが、
そ・こ・で・な・い!
親子関係をどう捉えているかによって、かなり感触が変って来るかもしれませんが、でも、必ずどこかに当てはまる人間関係の原理原則なのです。
そして、
親に従っているから「良い」のではない。
従順な子どもの
依存性の高さが、もっと大きな問題が起こるかもしれない事も、ゴードン博士は説いています。
対立は、
勝っても、負けても、どちらも不満が残ります。
逆に、
お互いの人格を尊重しながら本気でトコトン話し合いができると、
親密で友好な人間関係が築けます。
ですが、
ほとんどの親は、子どもが未熟でわかっていないと、正論で理詰めにして、彼らの気持ちを変えようと説得するばかりです。
それで子どもを従わせても、
子どもの心はますます離れて行ってしまいませんか?
そうはなりたくないなら、
真に対等な「親子間の交渉」を、
まず親がやっていこうと言いたいです。
その為に、
親の話しの始め方、
言葉のかけ方、
反発の受け止め方、
などなど、
次回は、
親業訓練講座の魂である「第3法」の具体的なやり方を、
ロールプレイを交えて体験的に学びますね。
子どもが親に反発、反抗するのは、
親が、権力を使いまくってきたからです。
親に、第三法を使うように勧めているのは、
家庭の中での「権力闘争」を減らしていきたいからです。
勝ち負けの関係では、
どちらかが、不満を持ったままですが、それでは問題は先送りされただけ。
本当の平和のために、
対等な存在として、子どもが自律する強さを持てるように、
まずは親が権力に頼らない姿勢を示していきたいのです。
今朝、
現在受講中のある受講生の方から、
「能動的な聞き方できました~」
というlineを頂きました!
そうそう、
やってみて、小さな成功体験を重ねることです。
実際に試してみた「気づき」が、生きた学びとなるのだと思います。