4/16(火)高校生の親向け 夜クラス 全10回
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●息子を私の分身だと思うことが彼を愛する原点でもあり、同時に束縛し支配してしまった理由でした
私たち親が本当に望んでいることは、子ども自身の幸せで、
その為に、子育てを通して、親である自分自身を成長させたい。
そう思い、
いい親にならねばと思い、頑張ってるのに、なかなかできない~~ってことも沢山あります。
ホント、もどかしい
ですが、これこそが、THE親業(笑)
表面的なやり方では、太刀打ちできませんし、そもそも、そのことも理解できていない自分を知るところからです。
こういうもどかしさを経て、1年程たった時に頂いたメールです。
浦入先生へ
その節は、大変お世話になり、本当にありがとうございました。
先生のところに駆け込んだのが、僅か1年前であることを、改めて思い返したところです。
講座を受けて、こういう状況を招いた一端が、親の姿勢にあったことを確信した一方で、目の前の現実を受け止められない自分でもありました。
息子と物理的な距離を置くことは、息子にとっても、私にとっても、お互いの直接的な影響のない状況で、それぞれの人生について考える機会になっています。
正直、息子の去就は、気になって仕方ないのですが、今後については、息子を成人した一人の大人として、尊重し、接することに尽きると思います。
私自身、50歳にして、これまでの自分の人生を見つめ、どう肯定すればいいのか、未だ混乱が続いていますが、息子も私も、自分自身で折り合いをつけて、前に進むしかありません。
息子を、私の分身だと思うことが、彼を、愛する原点でもあり、同時に、束縛し、支配してしまった理由でもありました。
私の理解の範疇に、彼を留めておこう、理解できる、理解しなくてはいけないという強迫観念から、私自身が抜け出すことが、きっと、息子をも自由にするのではないかと感じています。
まだまだ、道半ばですが、私も、自分自身の人生をしっかり生きていきたいと思います。
ありがとうございました。
きっと、息子さんとの関係が崩れたことをきっかけにして、それぞれの人生や幸せについて深く考える事になったのでしょうね。
この方は、「トラウマ返し」と検索されて、このブログを見つけてくださり、受講された方でした。
愛するがゆえに、束縛し支配してしまう
理解したい、理解できる、理解しなくてはいけない、という強迫観念から自分自身が抜け出す
う~~~ん
改めて、母親として成長することって、一筋縄ではいかないなあと思わざるをえません。
深いコトバですね。
一人の人として子どもを観る。
これって、簡単なようですが、じつは意外とムツカシイ事かもしれません。
でも、子どもが望んでいるのは、ココ
子ども自身に深く関わっているようで、
それは、塾の送り迎えや、行事や宿題、旅行など、やるべきことに関わっているだけで、
子どもの心を観ていなかったことに、気づいていませんでした。
講座の中では、自分の「思い込み」に触れる瞬間があります。
これは、私も未だにあります。
自分の中で、勝手に「この人はこうじゃない?」って思いこんでるんですよね💦
だけど、話しているうちに、なんか違う?みたいになって、結局はそれぞれの「思い込み」があってのことでした。
話すうちにそれが解けていきます。
「思い込み」は、全てを無くすことはできないかもしれません。
だけど、
「思い込み」がある、っていうことが前提にあることで、コミュニケーション齟齬を回避することができるかもしれない。
それには、相手を理解したい!という気持ちと、相手は自分とは違う考え方や価値観を持っている、ということを理解していることが必須ですな。
これこそが、コミュニケーションの醍醐味
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