子どもから信頼される親になる道のりとは、
彼がなりたいものになる権利があることを心底認めて、
彼らの人生の所有権を侵さない親になる事。
この道のり、
実際には長い道のりでした。
受講生の方には時々言っているのだけれど、
私が、親業の超スペシャルスキルである「能動的な聞き方」をちょっとだけ自然に言えるようになったのは、
学び始めて3年くらいたった時です。
そしてね、
これはあまり言っていませんが、
私が「子どもと自分は違うんだ」と、フッと腑に落ちたような感覚を味わって、ラクになったのは、
な、な、なんと、5年ほど経った時。
それでも、
どこかで、子どもへの「支配」的なものを持っていたことを実感し、無価値な存在の自分にうろたえ、そして泣き、完全に「コントロールしたい気持ち」を手放そうと決めたのが、
それから更に5年。
どんだけやねん~~
自分にツッコんでいます(笑)
受講生の中には、1~2年も経たないうちに、あっさりと手ごたえを感じていく方もいて、
もう、すばらしいな!
と、感動と驚きです。
スキルを習得していくことで、
親業の理念や哲学が、そのまま生活の中に落とし込まれていきます。
そして、
親業の最大の学びである、「子どもとは違う人でOK」「私が何とかしてあげなくちゃ」という「思い込み」や「思考のクセ」を手放していけるのです。
「思い込み」を手放すのは覚悟が要ります。
手放す時期はそれぞれ。
講座中の方、講座後の方、講座後10年の私~
ま、必要な時期にそれは訪れるのでしょうね・・・
でも、
子どもへの「私が何とかしてあげなくちゃ」という「思い込み」を手放し、「私が何も言わなくても、あなたはできる人だよね」という「信頼」を伝えた方から、確実にミラクルは起こるのです。
子育ては
信じたもん勝ち~
私は、
そもそも、「自分」も信用していなかった。
そして、他人も信用しないで、疑ってばかりいました。
なので、
「子どもを信頼すること」なんて、根本的なことをそもそもわかっていなくて、
そこからのスタートだったのですが、
それでも、メソッド通りにする事で、何とかなっていきました(笑)。
思考をぐるっとチェンジ!
考え方を180度変えて、実践していくのは、
すごく大変!!!!かもしれません。
でも、
気づいた時が学び時だと思う。
完璧を目指さないでも、
例えば、一日一つのとっさの一言を言わないだけで、
1年経つと、365個の「子どものやる気とコミュニケーションを阻む言葉」を言わないで済んでいますよね。
私自身は、
子どもが小さいうちからこの学びを始められて、ラッキーでした。
でも、2回やめています(笑)
「こんなもん、やってられるか~」
って。
「学んだからには、完璧にしなければ」という思考が強くて、ヘロヘロに疲れてしまって、
「こんなん、やるんじゃなかった」
「知らなかったら楽だったのに~」
って、思ったこともあった。
あはは。(←サラリと笑っとく)
本気で変わる「覚悟」だけ、持ってきてくださいね!
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