親業訓練は、何度受けても学びがたっぷり~
毎月第1日曜日に行っている「オンライン・再受講クラス」では、
1回目よりもさらに深く、親業のメソッドを学べるように工夫しています。
第1回目は、行動の四角形です。
問題の所有者が良くわからなくなっている場合、相手の行動を何かしらの先入観・レッテル・評価・ジャッジ・憶測しながら見ていることが多いと感じます。
子どものサインは親がキャッチしないと更に別のサインを出すようになりますし、そうすると、未解決の問題が残って更にこじれていきますからね。
要注意~
また、誰かを自分の色メガネから見ていると、しらないうちにレッテルを貼ってしまい、そこから抜けきれないようになることもがりますね。
私も、自分の固定観念が「どれだけ強いねん~」って、自分で自分に突っ込んだことは幾知れずありますよ。
あぶない。あぶない。
メンバーの方から近況報告が届きました。
先日、先入観やレッテルで行動を見てしまうお話がありましたが、まさにそうだったことがあったので、メールでご報告したいと思います。
実験を教えることになっていた大学院生が、しばらくの間ほとんど来なかったので、「やる気がない人」のレッテルを貼って見ていました(当時は診療が忙しくて来られなかったのは分かっていたのですが)。
たまに来ても、私が説明してる時にメモを取らなかったり、渡した手順書を見ずに実験を始めて間違ったりしていました。何度言っても変わらないので、私も必要以上に厳しく言っていました。
私の問題だと気付いて、何故なのか聞いてみると、「患者さんの前でメモを取ったり見たりするのは失礼なので、診療では禁止されている」からとのことでした。私は医療関係ではなかったので知りませんでした…。
思い込みに気づき、反省しました。
私とはペースが全然違う人だったので、理解するのに時間がかかりましたが、今ではとてもやる気が見られます。色々言わないようにして任せていると、どんどん自分でやるようになり、私の役割はほとんどなくなりました(笑)。
息子が不登校になった時に、やる気がないレッテルを貼り、接し方が酷かったことを思い出しました(涙)。子どもに関しては、何も言わず見守るのは更に難しいです…。
これからも親業の復習をしていきたいと思います!
近況報告をありがとうございました!
あれ?
まてよ?
これって、思い込みかな?
こんな視点が少し持てると、そこから事態が動くことはよくありますね。
だけど、私たちって自分の中からしか世界は眺められないものです。
ですが、少し考えたり冷静になる事で、相手の世界に想いを馳せることもできる!
これができると、お互いを理解しあえる関係に成長しあえるのですよね。
そしたら、
相手をより成長させられる「名サポーター」となれますし、
第一自分もいい気分ですよね。
いやあ~
こういうちょっとした報告が嬉しいな。
実践されて、
気づきをシェアしてくださり、ありがとうございます。