これは、以前の息子の部屋。
10年後の彼は、ステキな大人になってました!
←すごいでしよ
この状態で、何も言わなかった私が改めてすごい👍
←良くがんばりました
受講生の方の感想メールを紹介します。
受講前は、高2の息子さんとの関係をどうすればよいかわからず困っているようでした。
感想はお名前だけ伏せて、そのままシェアさせていただきますね。
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浦入先生
大変お世話になり有難うございました!
その後、少し心細く感じつつも、親業の教えを胸に頑張っています。
復習会にも、また参加したいです。
講座の感想を書いてみました。
これまで自分のやり方に疑問を感じずに男の子の育児を頑張ってきました。
仕事を持ち多忙でしたが、子ども達を心から愛おしいと思い、あまり厳しいことを言わず、大切に育ててきたつもりでした。
でも、高校生になり1日中スマホ漬け、身の回りのことを自分でしない、家の手伝いもしない、私が何か話しかけるとウザい言っていつもイライラしている姿を見ていると、情けなさ、自責感、後悔、怒りなど、negativeな感情で胸がいっぱいになり、どうすれば良いのかわからず途方に暮れていました。
悩んで悩んで眠れない夜に、偶然インターネットで「おかん塾」を知りました。
浦入先生のブログに書かれた言葉を読んで、真っ暗な世界に一筋の光が差し込んだように感じたのを覚えています。
「あいまいな抽象論はナシ!実証済みの信頼できる具体的な方法です。コトバの力で子育てはずっとシンプルになる!」
もう後がないんだから、一度飛び込んでみようと決意し、講座が始まるまでに親業の本を読んだところ、まず本の内容に胸を打たれました。
詳しく実践的に書かれていて、もう受講の必要はないのかも?と思ったくらいでした。
全8回、同じような悩みを持つ他のお母さん3人と一緒に、色々な思い、戸惑い、葛藤を話し合いながら講座は進みます。
浦入先生は答えを言いません。私達がそれぞれ自分で考えるプロセスを尊重して、じっと待って下さいます。
ヨロヨロこけても、時間はかかっても自分の足で歩けるようになるまで見守って下さっているのだと、それも親業の大切なエッセンスなんだと、途中で気づきました。
講座では、「きちんと相手の思いを聞くこと」、「正直に自分の気持ちを表現すること」の練習を重ねます。
そして、親子は別人格でお互いに尊重しあうことの大切さを学びます。
親も子も悪くないのに、ただコミュニケーションの問題で、親子の心が通わないという悲しい現状を改善するための、具体的、実践的な内容です。
親業の本で得た知識だけでは、いざ実践しようとしても様々な疑問や壁にぶち当たりますが、ロールプレイを通して子どもの気持ちを体験したり、自分の癖に気付いたりしながら、スキルが借り物ではなく自分で使いこなせるものになるのを感じました。
そして今、8回講座を終えてみて、少しずつ家で親業を実践してみると、本当にびっくりするような変化が起きます。
まず、私の気持ちが楽になっているので、家の雰囲気が和み、子ども達とも普通に会話できる状態に戻りました。
ゴミ出しや新聞とりといった家事を任せるようになったのですが、一緒に話し合って決めたので、やらされている感じではなくちょっと嬉しそうです。
スマホ問題は一筋縄ではいかないのですが、こちらから規制するのではなく、子供と話し合うことができるようになりました。
親がコミュニケーションの方法を変えるだけで、子どもって、こんなにも変化するのか!とびっくりです。
親という仮面をつけず、正直に自分を出していくことは、少し勇気が要りますが、何でもできるスーパーマンではなく、少し子どもより長く生きている先輩くらいで、正直な生身の人間に戻ります。
親業と出会っていなかったら私はどうなっていたか分かりません。
同じ様に悩んでいる方にはぜひ親業講座の受講をお勧めしたい気持です。
親業の効果をぜひ皆さん自身で味わってほしいです。
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全8回の講座受講、お疲れさまでした。
そして、感想をありがとうございました。
受講生さんとしての視点で、親業との出会いから、新しい親子関係の具体的な方法を学ぶ過程、
そして自分の血肉に落とし込んでいく際に感じる、たくさんの発見への戸惑いなど、ものすごくわかりやすく書いてくださって、
ああ、
そうそう、
うんうん、わかる~
なんて、思いながら読み返していました。
親業は、本当に、素晴らしいプログラムですが、その素晴らしさをそのまま伝えることができたかなと感じるこの瞬間は、
インストラクターとしての喜びの時でもあるんです!
ですが、一方で、
この方のように、子どもを大切に愛し、慈しみ、育ててきた方も、大きな悩みを抱えて苦しんでいたのかなと思うことと、
「その人」を変えようとしなくても、まずは「コミュニケーション」を変えるだけで、アッサリと流れ出す親子の絆であること、
本当にもっともっと普及したらどんなにいいだろうと、思わずにはいられません。
そして、
ゴミ出しや新聞とりといった家事を任せるようになったのですが、一緒に話し合って決めたので、やらされている感じではなくちょっと嬉しそうです。
というところは、特筆しておきたい(笑)
私は、
子どもというのを、まったく家のことなどどうでもいいと考えていて、やりたくない人たちだと思っているのは本当は大人なんだということが、ズバーーーーンと腑に落ちた時があり、その時のことを思い出しました。
私自身が、既成の価値観や、考え方が、ガラリと変わるような経験を何度かしてきたんですよね。
これも、コミュニケーションを変えることの大きな効果だと思います。
今は、
自分も子どもも同じように大事にできる「コミュニケーション術」を届けるという、大きなお役目を果たしたような気分で、ホッとしています。
本当に、ありがとうございました。