今日は、親業訓練一般講座オンラインクラスの第5回、
子どもの行動がイヤだ、変えて欲しい、モヤモヤする、許せない、時に、子どもに働きかけるスキルの実践をしました。
今回のクラスは、春休み中は講座は休暇にしたので、約一か月ぶりの講座の再開となりました。
復習からの振り返り~
ひと月間が空きましたが、みなさんそれぞれに、「あ、これは言い方が違うな」「ここも習ったよな」とか、親業を意識する時間を過ごされたようでした。
親業は、
始めから全てができるわけではなく、こうした「出来ていない気づき」がモチベーションになります。
伸びしろだらけ~
そして、親の伝えたいことを、文法に当てはめて文章を組み立てていくのですが、
参加者同士、
ワイワイと作業をしながらも、漏れてくる言葉は「むずかしい~」
そうなのです。
簡単なようですが、なぜかとても難しい・・・
ここを考える「過程」こそが、とても大事なのです。
そして、
思考を複雑にしていたのは、長年のコミュニケーション齟齬による私たちの「思い込みの積み重ね」だったりするのですが、
そこが、だんだん「あ、そうなんだ」と紐解けていきます。
その為の、親のメッセージは、教科書通りが鉄則なのですが、
自分の事は案外わかっていない。。。。という事に気づく。
ここも、他のメンバーと共に実践的に学ぶメリットです。
日頃の言い方を振り返り、考える事で、それぞれの気づきや学びがう~んと深まったようでした。
おつかれさまでした!
子どもの為には、
「良くない」とわかっていても、
親が子どもの事に感じて、あれこれと口を出す理由は、
親とは「子どもの行動に責任をとる存在」だと言う意識が強いからだと思います。
何かしら、やらかしたら、親である私が責任を取らなきちゃいけない。。。
子どもの保護者として、最低限の社会性を身につけておく義務と責任からの事だと思います。
ただ、
親に自分の行動について、あれこれと指示を出されている限り、
子どもは、
ただ、指示通りに動く?動かない?を見極めるだけで、
自分の行動の責任を自分で取ることを、教えられていない、
というのも事実です。
アメやムチをつかって、子どもの行動の規制を続けることは、
子育ての日常で、
さまざまに訪れる「子どもの責任感を育てるチャンス」が、生かされていない、
ムダにしているかもしれないのです。
この事実をわきまえた上で、
だからこそ、今、親としてやるべき事が腑に落ちていないと、
子どもの行動に
いつまでも、口を出したくなってしまうかもしれません。
どこまで、責任をとるか?
どこまで、子どもの自由なのか。
ここに正解はありません。
それは、各自、自分で考えていかなければならない事です。
そして、
親子関係とは、
その場その場で繰り広げられる、親子のやりとりの積み重ねの成果です。
やりとりだから、
実技が、大事なのです。
彦根から高島へドライブした
メタセコイヤの並木みち。
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