こんにちは、浦入智子です。

 

子どもが親との間で作ったルールを破る時、

皆さんはどうしていますか?
 

 

約束違反をキチンと罰しないと、規律を守る子どもにはならないし、

社会性を身につけるためにも、ダメなコトをしたら、ちゃんと報いを受けるべき、

 

戒めの為に、罰は必要

それを躾けるのが、親のツトメだ!!!

 

 

こんな風に思っている人が多いかもしれません。

 

 

私も、

子どもにはしっかりと「規律心」を「教育」することが必要だと感じています。

 

 

ただ、

ここは「やり方のコツ」があるのです!

 

 

約束違反

約束を破った時、

 

 

親が子どもに対して、戒めなどの罰をつかって「しつけ」をするとリスクはあるし、

 

だからと言って「そのままにする」ことも子どもを甘やかすことになりますよね。

 

そして、

この時こそが、

「親の真価が問われる腕の見せ所!」なのです。

 

 

具体的にどう関わっていくといいのか?

それは、なぜか?

どういう目的か?

 

 

親業の本には、

トマス・ゴードン博士が

 

これでもかー

これでもかーーーー(笑)

というほど、懇切丁寧に解読してくれていますよ(笑)

 

 

何度も何度も読み返したいところです。

 

 

「ああそうだよな~」

「そうそう」

「納得!」

 

 

と、思っていても、

いざとなると、慣れ親しんだ罰を使いたくなるのが、私たち(-_-;)

 

 

理想のやり方を、

自分の中に本当に理解して落とし込むためにも、本を読み返すのは本当におすすめですよ。

 

 

この本は、

一言で言うと、深いっ

 

 

受講生の方がよく印象に残ったと挙げてくれた一文を紹介しますね。

 

 

子どもがやると約束したことを子どもに言ってやることは、子どもを甘やかすことになる。子どもがまるで未熟で無責任であるかのように扱うことになる。

責任の座を帰属する子どもに直ちに移さないかぎり、子どもはいつまでたっても未熟で無責任のままとなろう。(P231 4行目)

 

 

「自分で自分に規律をもつ」

 

こんな子どもを育てたいのに、

 

罰をダシにして怖がらせ、「恐怖心から規律を守らせて」しまいがち。

 

 

すると、

(罰を恐れて規律を守る子になる)かもしれないけれど、それって本来の目指す子育てとは、かなりかけ離れていませんか?

 

 

見た目は同じように見えるかもしれないけれど、

 

ぜんぜん違います。

 

 

そして、

そのための「育て方」は、もう「真逆」と言っていいくらい違うのです。

 

 

ここが腑に落ちると、

 

あなたの育児の方法は、今から180度自然に変わっていきますよ。

 

 

めざすのは、

大人のアメとムチで、あなたの思い通りに動く子どもを育てるのではなく、

 

子どもが自ら規律を守り、行動をしようとする、主体性と責任感が備わる自己規律型の子育てなのです。