親子関係は、毎日の関わり合いの積み重ねで形成されます。
子どもは、親や周りの人からどのように扱われたかによって、自己概念を形成しますから、自己肯定感や自己価値観をあげたいと思うなら、親のかかわり方を見直すのが最も効果的だと思います。
親のかかわり方の中の大切な要素に、
日々、使っているものの一つに「コトバ」があります。
「コトバ」だけではないけれど、
「コトバ」はとても大事です!
毎日のコミュニケーションの中で、
「コトバ」にはいろいろなメッセージが込められます。
言い方、音量、言い回し、などなど、その人の想いが滲み出ます。
「コトバの伝わり方」の原理を学ぶと、
「コトバ」にアンテナが立つようになります。
すると、
ちょっとした一言で、親子関係関係を壊すリスクが少ない方を選べるようになります。
つまり、効果的に子どもの自己肯定感や自己価値観を育めるということ。
親子関係を壊すリスクが少ない、とは、
「力」「権力」を感じさせないことです。
決めつけや評価、価値のワク組み、条件づけなどを与えずに、
相手を束縛しないで自由だと感じることができるコトバです。
日常生活の中には、
親の善意からのコトバでも、いや、親の善意からのコトバの多くに、
子どもを「縛る」コトバが満ち溢れています。
多くの親は「自分なりに愛を伝えていると思い込んでいる」ので無意識です。
なので、なかなか気づきにくいのです。
ちょっとした一言なのですが、言われてみると、「ああ、ちがう~」って。
この違いをどの程度捉えられるかは、それぞれのコトバのアンテナの感度によって変わってきます。
アンテナがあまり働かない人もいるにはいます。
(まあ、ここは、わざと感度を鈍くしないと、色々やっていけないっていうのもあると思うんですけどね)
ですが、私から見ると、その差は歴然としています。
そして、子ども達は、圧倒的に親よりも弱い存在なので、ものすご~く敏感です。
この意識の変換ができるかどうか?
ここが親業を学ぶ第一歩です。
ここが腑に落ちるだけでも、子育てはガラリと変わると思います。
(いえいえ、もっと講座をしたいんですけど)
親業訓練講座は、人間関係がもっと良くなる可能性に満ち溢れています。
今のままでも悪くないかもしれないけれど、知ると全然違います。
程度な距離感を保ちながら、
自分の人生に責任を持ち、
率直な自己表現をするメリットは、
自分を偽らずに自分の人生を生きる
ということを実現します。
子どもがもともと持っている可能性の芽や、責任感、思いやりの心が育つ過程を親として適切に見守りながら、
親も一人の人間として、自分の本音を言うことに罪悪感を感じずにすむようになると、
子育てはどれだけラクになるでしょうか。
以前、
特別復習会の、「聞き方100本ノック」というのをやっていました。
これが人気で、
あっという間に満席になって、何度か追加で開催していました。
「聞き方100本ノック」なんて、ネーミングが、
しっかり訓練しますよ~
バシバシしごきますよ~
って言ってるみたいなのに、これは「しごかれたい」ということ????(笑)
みんな、
もっと子どもの話を聞けるようになりたい!って思ってるってことだと思うと、
その姿勢に感動したわ。
だから、本気出してバシバシ訓練しようと思ったんだよね。
技能練習重視にして、
参加者最大4名までで、集中して聞き方のトレーニングしていました。
傾聴技能の学びは、どこまでも果てしなく続く、青色天井です。
私自身もすごく緊張するし、ハードです。
で、
その後、教師学講座のライセンスを取るために勉強をすると、
聞き方の真髄に触れるワークがありました。
やっぱりな、
講座の中に解決策があるな。。。
教師学講座も、
親業訓練上級講座も、
パートⅡ講座も
自己実現講座も、
受講生の時には分からなかったけれど、
それぞれに深く学びにつながっているんだとインストラクターになって知り、
そこに感動してしまったので、
今はやってないんだよな。
あ~
最後は、なんか、つぶやきブログになってしまいました。