こんにちは、浦入智子です。
昨日は、約1年前に受講された方がおかん塾にいらしてくださいました。
(受講生さんへの個別相談も対応しています。)
まあ~~
本当にお久しぶりですね。
私のことを思い出してくださりとても光栄です(^^♪
受講生さんは、このブログを経ておかん塾にいらした方がほとんどで、
受講後もこのブログも読んでてくださってる方が多いのですね。
それで、
最近のブログ記事「自己規律心」にヒットして、ここまでいらしてくださったそうです。
そうそう、
自己規律、セルフコントロールって大事だよね。
これこそが、子どもに持っててほしい力だし、自分軸で生きる源泉になるのだと思う
で・す・が・・・・・
10月に入ると、色々なことが気になりだして、
単位は?
出席日数は?
成績は?
大丈夫????????????????
心配のあまり、自分がフラフラになりながら、
実際には真逆なことをやってしまうのも、もう親のあるあるで、
でも、真逆なことがわかるから、余計に自分が子どもを追い込んでて、そんな自分がつらい・・・
みたいなことになってしまい勝ちですね。
最近、同じケースの相談ばかり乗ってますが、、、
ま、状況を具体的に可視化して、
「できること」と「できないこと」の区別をつけて、
自分が何をしたかったのか?本当に望んでいる事と、自分にできる事が見えてくると、
道のりがパッと明るくなりますからね。
個別の相談は、
親業インストラクターの枠を完全に(笑)外してガチで話すので、
まあ、口が悪い(笑)
(あ、あれね、クソですね。とか言っちゃた(笑) それも何回も)
ブラック全開ですからね。
最後は、いつものように、ネジを3本抜いてくださいと言った(笑)
お土産いただいちゃった♡
今のお母さんたちの悩みは、10年前とは違っています。
みんな、聞き上手です。
でも、ほぼ、子どもの話に同意・同感の聞き方になっています。
これね、
ホント、闇だわ。。
この聞き方では、子どもの力は育ってなかったのです。
子育ての問題は、ほぼすべてが「しつけ」の問題だと言えると思います。
ここで言う「しつけ」とは
躾け(いわゆる礼儀作法)でなくて、「規律」を持てるように育つことです。
この、「しつけ」が今、甘々になってて、
「しつけをしない派」が多くなっているのかもしれません。
スーパーマーケットで子どもが走り回ってても、
注意しなかったり、
病院で走っていても、何も言わなかったりして、
待合室にいる人は、子どもの足音や響きが頭にビンビンと響いて、とても辛そうでした。
え~~
いつからこんな風になったのかな、、
ちょっと、待ってえ~~~って思う。
時と場所をわきまえて、周りの人に配慮する姿勢を見せることは私は大切にしたいと思っていました。
それに、
子どもが自分のやりたい放題していると、
それが当たり前に通用するのだと、子ども自身が勘違いしてしまうでしょ?
その方が、子どもの将来にとってはマイナスになると思いました。
「大人になったら苦労する」ってやつです
そして、それ以前に、私自身がしつけの厳しめの親に育っているせいか、
自分が不機嫌になり、
子どもが受け入れられないのです~~~
すると、
自分の子でも、
嫌いになりそうだし、
イヤな子だなって思いそうになるから。
それは最悪。
なので、私的には、しっかりと規律を守れる子供に育てておきたいのは、私の為にも必須条件でした。
規律心の勉強を20年して感じたこと
規律って、
誰かから守らされるのはイヤなものだけど、
自分で規律を守れることとは、全く違いました。
べ・つ・も・の
です。
自分で自分を規律することとは、
自分との約束を守れることや
他人への思いやりの心から、自分から行動を変える事です。
誰かの役に立ててると実感する事ができて、
ホンマはムチャムチャ気分がよくって、
すごく嬉しいことなのですよね
これは、誰かに褒められるからやるなどの、条件付きの行動とは、全く違う次元のことです。
子どもだって、
自分の欲求はあるけど、周りの大人が困っているのもウスウス感じているし、だけど自分も勝手に身体が動いちゃうし、モヤモヤするし、
何も言われないけど、
親は何となくいつも不機嫌に見えるし、
どうしたらいいのか、わからなくて困っているんじゃないかな。
今のしつけには
自分で自分をしつけるように、自己規律の観点が抜けているのかもしれません。
子どもは本来、内的なところからの他人への思いやりの心を持っているのに、
大人がそこで「評価」し「対価」「ごほうび」が支払われることで、
内発的な動機づけが、外的な動機づけにとって代わられます。
親は
わざわざ、
自己規律が育ちにくい、逆効果の事をしています。
これ、せっせとやっています。
私はいつも、ここをお話しています。
そして、
今まで問題ないと思っていた子が、実は問題の芽が潜んでいることを知り、愕然とされます。
子育てで大きな問題がない人も、
なんかしっくりこないって時、
もしかして、ウスウス感づいているかもしれませんね。
親業訓練講座で
まずは、
親の逆効果になっているやり方を全く逆のモノに変えていく具体的なツールを手に入れることがおススメです。
私的にはこのツールが無いと話にならないレベルです。
口ぐせ、声掛けの方法、かかわり方、考え方、
全てを変えていくわけですから、そんなに簡単ではないかもしれません。
それを、ツールを使って効果的な関わり方までまるっと変えていくわけですから、当然エネルギーが要ります。
ここは、ややこしくしないでシンプルに考えていくのがおススメです。
でも、それが出来るのは、親子関係が比較的、落ち着いている方が多いかもしれません。
藁をも掴むように、受講される方は、
技能の習得に必死ですが、それ以前に自分への罪悪感とか焦りから、冷静でない場合があります。そんな時も、丁寧にツールを確認するのがおススメ。
とにかく、目の前の「子ども」と「自分」にどう対峙していけばいいか提示されています。
技能の習得なので、しっかり意識して日々されると、効果がとてもありますよ。
技能も、理論も、はじめから完全に習得できてなくても、
とにかく少しでも実践されたら、反応が必ず変って来るので、ジワジワと変化があると思います。
理論と実践で、
完全に親の権力がない民主的な家庭を築き上げることができたら、変化は加速します。
どんどん変わり、ついには
トラブル・フリーの親子関係になる、とゴードン博士はおっしゃっています。
これは、人間関係に問題がなくなるという意味でなく、
問題があっても解決していける人間関係になる、と言う意味で、
まあ、
すぐに解決しちゃうので、トラブル・フリーかな。
問題を一緒に解決していく過程は、喜びに溢れたものだし、幸せを感じる瞬間です。
(←コレ、味わったことがない人が多いと思う)
親子関係が、
煩わしいものでなく、喜びと幸せに満ち溢れたものにするために、
人間関係の革命をやっていきたい。
私は、何の取柄もないフツーの親だけど、自分の子どもにできることだから、
これからの時代に欠かせない
対等な人間関係をつくるコミュニケーション能力を自然にインストールできるって、
すごくない????
と思って、この方法に飛びついたのでした。
今日も熱いブログになりましたね~
自撮りしてみた(笑)
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