腫れものに接するようにしないのは、
彼は、腫れものじゃないからです。
腫れものじゃないから、
腫れものに接するように、気を遣う必要はありません。
ただ、
人は一人になりたい時があるし、
誰とも話したくない時があるかもしれないから、
気は配る。
心を配る。
腫れものに触るように接している時は、
自分に被害がないようにと、
自分のことを考えています。
自分に焦点が当たっていますよね。
あなたの気持ちはどこを向いていますか?
誰に焦点が当たっていますか?
傷ついた心を癒すためには
傷ついた心に、ただ、焦点を当てること。
深い傷みに想いを馳せる。
それだけです。
彼自身の力で元気になると知っているから、
何もしないでもいいのです。
焦点を当てながら、
こちらからは、「何もしない」ということ。
人間関係では、
黙っていては伝わらない事があるけれど、
あえて、黙っていることが、
何かを伝えている場合もあります。
黙っていても、
伝え合っているコミュニケーションがあるのです。
出雲で食べたラーメン
人は、相手の心に焦点を当てているとき、
自分のことを考えることはできません。
「これで、あってる?」
と思っているうちは、相手の心に焦点はあっていないのです。
ただただ、相手の内面に思いを馳せることは、
紛れもなく、真の愛の行為。
精神的な安定がなければできないことです。