親業訓練で目指す、子育ては、

子どもの自立・自己規律心を育てる子育てです。

 

そして、その為に、

親が、親の権力を全廃する「安心安全な家庭環境」を作るために全力で努力するの。

 

 

親業の創始者である、トマス・ゴードン博士は「問題児は問題親がつくる」と言われています。

 

子どもは悪くない。

親の関わり方を見直していこう!

 

そして、親の力による「支配と依存の子育て」から、

 

真に自立した人間同士として、親も自立していこう、成長していこう

 

と呼びかけています。

 

 

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親こそ学び変わらねばならない

~効果的な親子関係のために知識と技能を~(1981年 トマスゴードン博士来日記者会見およびインタビューより)

 

 

「私は17年前に、問題児は問題親がつくる、つまり 子どもの問題は親に責任があるのだ、ということに気づいて、それまで子どもの精神療法を行っておりましたのを、親に対する教育へ転換いたしました。

 

(中略)

 

私の親子関係についての考え方をひとつ紹介させていただくと、

私は、たとえ親子関係であっても、

 

親と子という二人(または三人)の 全く独立した人格をもつ人間同士の関係 である、

 

と見るべきであって、

 

絶対に子どもを親の所有物と考えてはならないと思います。

 

 

子どもの問題を親が自分の問題としてしまっているところに、今日の親子関係のひずみの大きな原因があります。

 

親は子どもの援助者に徹するべきであって、

決して子どもの問題の解決者や決定者になるべきではないと思います。

 

子どもの援助者になることによって、子どもは自ら自立性を育て、また他人への思いやりも育てていくのです。

 

 

日本でも、最近子どもの問題が重要な社会問題になりつつあると聞いていますが、

 

子どもが非行や暴力行為に走ってしまう以前に、実は家庭での親子関係の不健全さが影響している場合も多いものです。

 

子どもに

必要な時に十分な愛情を与え、

必要な時に十分自律的に行動できるような訓練がされていない ということではないかと思います。」

 

 

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ゴードン博士の言葉はどれも、

ドキドキするほど刺激的(笑)

 

そして、私は、この博士の教えを皆さんにつたえていくピースメーカー
(ゴードン博士は親業インストラクターを、ピースメーカーと言ってくださっています)

 

 

ゴードン博士が私たちに送ってくれた、

この普遍的なメソッドですが、

 

白状すると、私たちインストラクターが完璧に使いこなしているわけではありません。

 

それはもう、不可能すぎて(笑)

どんだけ、奥が深い学びなんだろう????

と毎回思っておりまする。。。

 

って、

自分の反省がつきませんが、

 

だけど、私の中で培ってきた経験がから、

それをシェアしながら、一緒に学んでいけたらなって思います。

 

 

子育てや人間関係って、

「完璧」なんて、ないけど、

 

人間関係をよくするための、ツールとしての親業なのです。

 

 

これって、ピアノ教室の先生が、

ピアノを完璧にいつも弾けるも限らないけど、

生徒さんがピアノを弾けるように指導するためのプロなのと同じなのかな。

 

 

一緒にこの道を学ぶ人募集中です(笑)

 

 

クローバー

 

 

支配と依存の世界で育った私なのですが、

真の自立の子育てをめざして、

子どもと共に、成長しようという道を選びました。

 

親の権力・権威

支配と依存

 

色んな葛藤がありました。

 

その都度、子どもと自分に向き合い、考え抜いてきました。

 

どんな時も、根底にあったのは、

 

子どもを私が壊したくない

子どものキラキラした瞳を私が壊したくない

この子自身が持つ、とっても素晴らしい個性と能力を、私が傷つけないようにしたい

 

ということです。

 

 

子育てにおける、母親がもつ影響力の大きさに気づいていたので、

ここを、守り抜いて行きたい、と思っていました。

 

その為には、本当に人間関係のコツがありました。

 

そもそも、対等な人間関係の心地よさとか、知りませんでしたし、私自身がとても依存的で自立・自己規律心を持ち合わせていませんでしたから。。

 

 

 

そして、今でも不安や恐怖も根強くあります。

 

今でも、「ああ、ここも親の影響を受けているんだな~」と、自分を発見することがあります。

 

勝ち負けの世界と、

勝ち負けのない世界

 

生きている世界が違います。

常識も考え方も、価値観も、前提も、何もかも違います。

 

 

私は

どちらの世界も知っているから、

 

こんな私だからこそ、

お伝え出来る事があるのかもしれないな、と思っています。

 

 

これからどの道を選ぶかは、

あなたが自分で選べます。

 

 

クローバー

 

今日、子どもに何と言って声をかけますか?

 

子どもの心を育てるのは、親の毎日のコトバです。

あなたの今日のコトバを愛が滲み出るモノに変えると、明日見える景色が変わってきます。

 

おかん塾は、親・先生のための「子どもの自己規律心」を育てる対話トレーニング講座をおこなっています。

 

おかん塾®で提供する講座

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