昨日は毎月1度のメルマガを送る日だったのですが、

夜遅くの送信になってしまいました。

 

昼間に、

今度神戸市内の小学校で行われる出前授業について、

担当の先生とのZoomミーティングがあって、その先生のお話が胸に響きすぎて、

 

「メルマガに何を書こうかな~~~」

 

状態になってしまったからです(-_-;)

 

結局、

前日に行った復習会で出た内容について書いたブログ記事を発見して、それを少し修正して、お届けすることにしました。

 

そしたら、

別の受講生の方にも「ビンゴ!」だったようで、

 

みんな、同じ様な道のりをたどっていくのかなと、改めて感じました。

 

クローバー

 

 

書籍「親業」は、わたしの運命を変えた本です。

 

 


字はちっちゃくて、内容も深い。
サラサラ~~~って読める本ではありません

でも、定価1900円にしては、安いです。

だって、読むたびに、新しい気づきがあって、気持ちが唸る、、、


何度も何度も感動を味わえるという意味では、超お得。


「親業」って、ホントに効果的で、唯一無二のプログラムなのに、なかなかその良さが一言で表現できなくって、自分でもどかしく感じるときがあるのですが、

 

それを表現するのが、ゴードン博士の、子どもへの関わり方についての「信条(クレド)」ですね!

皆さんにもご紹介しますね。




子供よー

「私たちが、どちらも相手の欲求に合わせて自分を変えられないとき、
そして私たちの間に欲求の対立があるとハッキリしたときには、

お互いに権力に訴えて相手を犠牲にしようとせず、
一つずつ対立を解決していくことを約束しよう。

わたしはあなたの欲求を尊重する。

しかしまた、わたし自身の欲求をも尊重せねばならない。


したがって、私たちに当然起こる対立の解決をさがす時には、
私たちの両方に受け入れられるものをさがすように努力しよう。

そうすれば、
あなたの欲求は満足されるし、また私の欲求も満足される

だれも負けず、
両方とも勝つのだ。



その結果、
あなたは自分の欲求を満足されることを通して、一人の個人として発達し続けられるし、
私もそうできる。


そして、私たちの関係は、常に健全なものでありうる。

なぜなら、両方に満足のいくものなのだから。


私たち一人一人は、
おのおの自分なりの能力を備えた人間になることができるし、


相互信頼と愛情をもって、お互いの関係を持ち続けることができる。」


(「親業」トマスゴードン著 近藤千恵訳 大和書房)






「親業」でゴードン博士が訴えているのは、子どもに 責任感と、自己規律 を教えることです。


自分の人生を自分の足で生きること。


本当の意味でそれが出来た時、人間は本来持っている可能性を十分に発揮することができ
豊かな人生を送ることができるのかな。

子どもに関係するすべての大人が、このような約束をして、実行すれば、

世の中の人がみんなが、自分自身を大切にして、
相手も大切にして、
みんな違ってみんないい、が当たり前にできる、本当に豊かな世の中になるだろうなって思います。

そして、その具体的な方法がここにあり、多くの家庭が、この方法で変化しているのです。


じゃあ、なぜ、
そういう改革がまだなかなか成されないのか?

それは、、、


(中略)
結局、今日の大人は昨日の子どもであり、
効果的でない「親業」の産物なのだから。

責任感のある子どもを家庭で育てるための方法を学ぶという、
この試練に立ち向かう、新しい世代の親が必要だ。
そこからなにもかもが始まるに違いない。

そしてそれは、いま、そこで、
あなたの家庭で始められるのだ。

(「親業」トマスゴードン著より 近藤千恵訳 大和書房)



ゲゲゲゲ

 

そう、

まさに。。。。


私たち大人も、ほとんどの人が「タテ社会・権威社会」で育っているから、

 

古い価値観にドップリと浸っていることがあるよね。


もちろん、私もそうでした。

そして、

子どもの頃のあんなに嫌だった価値観なのに、

感じた違和感をそのままにしながらも、

自分が育てられたように子どもを育ててしまいます。

だって、それしかしらないし。。。。

 

結果、
子育ての方法は、脈々と受け継がれてしまう。

あるいは、

真逆に触れすぎてしまいます(するとまた別の問題が起こる)

 


だから、
学ばなければ、
変えなければ、
ずーーーっとそのままなんですよね。


でも、知り、学びことで、私たちは変わることができます。

この新しい概念と技能で、どれだけの人が精神的に助けられるのだろう・・・

どれだけの人が、「力」による支配から逃れられるだろう・・・

多くの大人たちが、
本当の自由を実感していない社会で、その価値を、わたしはどれだけ伝えていけるんだろう・・・

・・

何だか、熱くなってきました(汗)
ふうふう、、


わたしには、大きな力はありませんが、

まずは、わたしの周りにいる人との関係をピカピカにしたいと思っていました。
夫。子ども。家族。大切な人達。

ちゃんと話を聞いて、
ウンと、想像力を働かせて、
相手の気持ちを理解したいです。

そうすると、愛情が循環するのを知っているのです。

その愛情が、また誰かに繋がる事を願って。

わりと、すんなりと、努力せずとも
自分を大切にしながら、相手をそのまま尊重することも当たり前にできるような、わが息子達をみていると、

親業って、ホンマ、すごいなって思う。

わたしの人生で、巡り合ってよかったものの、ダントツの1位です。

あ、ちがう、2位だ。。。


1位は「親業」でなく「ダーリン」ということに
(←のろけです)

 

GWのオマケでした(笑)←こんなん、いらん?