子どもに優しくしてあげたいのに、優しくできません。。
ついつい、何か言いたくなってしまいます。。。
言っちゃった後で後悔するんですけど、、
友達や他人の話は聞けるのに、子どもの話は聞けないんです(涙)・・・
時々、こんな話を伺います。
一生懸命に子どもに向き合おうとするお母さんの本音かもしれません。
あ、この場合の聞くとは、普通の「聞く」ではありません。
親業でいう「特別な聞き方」です。
いわゆる、傾聴技法と言われる、
心の扉を開いて、開いたままにする聞き方のことです。
ゴードン博士は、これを「会話の奇跡」と言われています。
人の話しを聞くのは、とても難しい。。。です。
これには、理由があると思います!
それは、、、
ずばり、「聞いてもらった経験がないから」
ほとんどの人は、「話す」ことは好きですが、「聞く」ことをしていません。
「いやいや、私は聞くのが好きよ」という人もいますが、
それは単に、「話すのが苦手」だというだけで、
本当の意味での聞き上手な人とはちょっと違うかもしれません。
私自身もそうでした。
普通に暮らしていると、(特別にカウンセリングを受けるなどしない場合)
大抵の人は「ホンネを聞いてもらった経験がないのでは?」と思っています。
カウンセリングも色々ありますよね。
アドバイスや提案をしないで、意見を差しはさまれることなく、ただただ気持ちに焦点を当てて話を聞かれる心地よさは、親業を学んでから知ったことです。
これは、とても大事だと思います。
何を言っても、
何を叫ぼうとも、
落ち込んでいようが、
笑っていようが、
泣いていようが、、、、
よいとか悪いとか、ジャッジせず、
大丈夫だよとか
ガンバレとか、励まさず、
でも、見捨てず、
自分の足で立ち上がるまで、隣にいて、ちゃんと見守ってくれる、、、ってことですから。
人と人とのコミュニケーションにおいて、
「相手の話を聞く」ということは「相手のありのままを受け止める」ことです。
親業でも扱っている、大切な技法の1つです
この心地よさを、改めて体感して、方法として納得できることが、親業訓練講座の価値だと思います。
- なぜ、聞いてもらったと思えるのか?
- そのための具体的な方法
その2つが提示されているから、これは自分でもできる!そう思えるはず。
私が目指したいのは、
子どもへ
心から純粋な優しいコトバをかけてあげられる、
居心地の良い、温泉のような母親です。
おうちが、
温泉のようなくつろぎ空間で、温かくホカホカだったら、人はどれだけ元気に育つでしょうか。
そして、
それには、まずは、お母さん自身が
そんな、居心地の良い空間を味わうことが先決!なのかもしれないなと思うのです。
母親は、
毎日の家事や育児で、どうしても家族の為のがんばるから、少しずつガマンが溜まり勝ち。
知らないうちに、溜まるモノもあります。
そこを
誰かに聞いてもらう事でスッキリしたら、きっと家族にももっと優しくなれるはず
優しさは、循環しますね。
子育ては、本当に長期戦で、良い時も、悪い時もありますから、誰もが悩むことだと思う。
わたしも揺れまくっていましたが、
だからこそ、先人の知恵を分かち合いながら、
お互いが理解し合い、支え合って励まし合って育ちあえる大切な存在になれたらいいなと思います。
明日は、親業をもっと学びたい方のための、再受講クラスです!
そして、夜から、オンライン講座が開講します。
ダブルヘッダーだわ~💦
月に一度の継続的な学びと、メンタルリセットの時間となりますように。
いつもの場所で、
いつもの笑顔で、
いつものように、お迎えさせていただきますね