こんにちは、浦入智子です。
親業訓練講座では、自分で「メソッド」が使えるようにする講座ですが、時に、インストラクターである私の今までの経験を赤裸々に熱くお伝えしています。
こういう、ホンネの語らいが多いのが、講座の特徴なのですが、
放っておいたら、私もつい、話過ぎてしまいます(笑)
子どもとの対話例
親との関係
夫との会話、などなど。
人間関係や夫婦関係、親子関係は、
決して、生半可なテクニックでは解決していかないもの。
でも、
あきらめないで、心を尽くすと、
必ず解きほぐされる糸口があるという事も、お伝えしたい。
20年間の歴史と共に、親業を通しての私自身の変化も味わう時間です。
私の経験が誰かの参考になるといいな、と思いますし、
聞いて下さってる方がいて、本当にありがたいことです。
私もそうでしたが(今でもですが)
いつも感じることは、、
お母さんはコミュニケーションが下手だということです
本心を「伝える」と言うことに、抵抗がある人が多い。
だけどね
親業の「わたしメッセージ」は、
「困ってる」とか、
「ガッカリだわ」とか、
言っちゃうのです。
「え~~~~」
「言っていいの??????」
って、驚きますよね。
まあ、わたしもとっても驚きましたけど。
でもね、
しっかりと言うんですよ。
親が気分を害しているなら、
相手を責めずに、でもしっかりと自己表現するのです。
日本人は
空気を読むのが得意で、自己表現をしない人が多いと思います。
それは相手への配慮からですよね。
ですが、
その空気を読みすぎて、かえってこじれたり、変な事になる場合も、意外と多くあるのだと思うんです。
例えば、
毎回「約束の時間に遅れてくる人」がいるとします。
その時に、本当はとても気分を害していたのにそのことを言わずに、
「まあ、ご飯でも行こうか・・・」
な~んて、
ニコニコして怒っていることを言わないでいたら、
どうなるでしょう?
その場でちょっとやってみると、
目の前にいた受講生さんは、
「ラッキー」「怒られなかった!」と思ったと言われました。
そして、「今度からは気を付けよう」とも、思わなかったそうです。
つまり、
遅刻されて怒っているのに、それを表現しないでニコニコしている人は、
「遅刻しても怒られない人」になるわけです。
すると、
遅刻されてイヤなことを表現しないでいると、
①ずっと黙って付き合う(内心不満がたまり続ける)
②自然にフェイドアウトする
この、どちらかになると思いませんか?
「自分を大切にする」ってどういうことでしょう?
友達に遅れてこられて、
本当にそれで平気?
平気で時間を守らなくなる友達が、だんだんキライになるのは、そんな不平が溜まっていくからだと思う。
言わないと、相手にはわかりません。
信頼しているからこそ、
もっと仲良くしたいからこそ、
人は、相手に本心を「伝える」ことができるのだと思います。
だから、もし、本当にずっと付き合っていきたいと思うのなら、勇気を出して言うことをお勧めしているのです!
あなたがどれだけ
会うのを楽しみにしていたか
時間に遅れてきたことをドキドキしながら待っていたか・・
で、わたしなら、、、
「もう遅い~~~」
「遅刻よ!何してたの?」
とは言いません(←多分)
それでは「責める言い方」になってしまいますからね。
「よかった~~。
ああ、焦ったわ!
待ち合わせの時間を間違えたかと思って
何回も予定帖を確認しちゃったわ」
って、言うかな
きっと、これが本心だよね。
自分の気持ちを素直に表現する「わたしメッセージ」の言い方が、
つい、腹立ちをぶつけそうになるわたしを助けてくれました。
言ってしまうと、
自分もとてもスッキリするし、
相手にも、わたしが困っていたことが伝わるし、
万が一、また遅刻されても、
「ああ~この人はココ(時間感覚)が弱い人なんだな~」
少し大らかな目で見ることができます。
これも、
「伝えている」から、出来ることです。
そして、その人の個性を認めたうえで、どう付き合うか?
それはあなたが考えることですね。
ここで問題になるのは、「言い方」ですが、
これがね、
予習&練習できるのがすごいところです。
ゴードンメソッドの「わたしメッセージ」は、
不満をためず、ストレス&不機嫌な自分とお別れするための、「人間関係を円滑にする道具」としては必須レベルだと思っています!
特に、
自分の気持ちって
奥深いから、よくわからなくなっている場合もありますが、
ここを、トレーニングして、
自分の気持ちにピッタリのコトバを瞬時に伝えることができると、
もうね、怖いものなし!
ピカピカの人間関係になります
親業は、あなたの日常のコトバを力を使わないものに変えて
子どもや周りの人をHAPPYにできる人になる
コミュニケーション実践講座です