今日は、研修会。
朝一番に家を出たのはわたしでした。
夫と長男(高2)のお弁当は、少し早目に起きて作りました。
夕方、家に帰ると、
なんと、長男のお弁当がそのまま残っておりました。
あいつーー忘れていったんや
超手抜き弁当でも、忘れて行かれるといい気はしません。
ガッカリです。
夜になり、先ほど長男が返ってきました。
「あんた~、
お母さん、せっかくお弁当つくったのに~」
「ああ、お母さんごめん、ホンマにごめん」
「家に帰ってきたら、お弁当箱がそのままあって、もうショックやったわ!」
「ごめん、ごめん、学校に着くまでに気が付いて、ホンマに悪かったなあ~って」
「まあ、大したお弁当じゃないけど・・」
「ごめん」
本当にすまなさそうな声で、言ってくれます。
朝、バタバタしながらお弁当を作っていた私の姿を見ていたのでしょうか。
・・・・
ヘンですね。
こんなに謝ってもらうと、
しかも、”わたしに悪かった”と言ってもらうと、
もう、残ったお弁当の事なんか、どうでもいいやと思えてきます。
そして、むしろ、
一通りの小言をツラツラと並べてしまう私の方が、
何だか、聞き分けのない母親に思えてきます。
「ごめん、そんなに謝らせて・・・」
わざと忘れたわけでもないのに、
一番ショックなのは長男なのにね。
カリカリとした気持ちは綺麗になくなっています。
ちょっとした言葉ひとつで、
家の中の空気が、
本当に、ガラリと変わっていきます。
相手に大人の対応をされると、
逆に自分の子どもっぽさが、良く見える時がありますね
コミュニケーションマジック
親業歴12年。
長男、さすが
なかなか、やりますよ~