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子どものやる気と思いやりを伸ばす世界一あったかい家庭環境をつくる
親業コミュニケーション講座
インストラクターの浦入智子です。


南あわじ市文化体育館

長男(高2)の卓球部が、阪神大会の激闘(?)の末、県大会へ出場することになりました。

そして今日がその試合日。
長男はメンバーと共に昨日から淡路入りしています。


さて、子どもが野球、サッカーなどスポーツクラブなどで活動しているとき、
親も応援に熱が入りますね。


頑張っている子どもの姿を見るのは親としても嬉しいものです。

そんな時、わたしが、気を付けていることは

子どものスポーツをする楽しみをとらない

ということです。


これ、
結構むつかしいんです


子どもが活躍していると、親が楽しくなってしまう。
子どもをコーチしていると、親が熱くなってしまう。


親子で一緒に楽しめたら、いいんですけど、
始めはそうだったのに、いつの間にか子どもよりも親の方が熱くなってしまって、ついついあれこれ言いたくなってしまう

親が”にわかコーチ”になってしまう。

よくあるケースです。


そうすると、子どもはだんだん面白くなくなります。
または、自分の為ではなく、親の為にスポーツを行うことになります。


以前、体操の田中3兄弟のお父様の記事にもかきましたが、
親は批評家になってはいけない・・・

記事はこちらから


まあ、偉そうに申していますが、もちろんわたしも失敗をしています。
長男が小学生の頃、少年野球チームに入り、その辺りの修行は一通り行いました。
大失敗もね。


その大失敗が一因となり彼は野球を辞め、今卓球をしているわけです。


なので、わたしにとっては、彼が卓球を楽しんでやっている姿そのものがとても感慨深いものなのです。


ああ~


頭撃ってきました。



でも、今、彼は卓球に出会い、親友に出会い、青春を謳歌しています。
彼の人生。


母親として、大きな影響を与えてしまう存在であることを自覚しつつも、その時は私なりに精一杯全力で尽くしてきたので、それは恥じないでおこう。
でも、大事な息子を悲しませたことについては、申し訳ないなという気持ちはあるから、それについては誠意をもって接しよう。

そして、これからは、周りに何と思われようと、子ども自身の楽しみをとらないでおこう。

子どもを深く傷つけてしまったことを自分の中でなかなか消化できなかった時、
わたしなりに決めた、親としてのスタンスです。


あれから、5年。

いつもは試合に足を運びませんが、今日は夫とドライブがてら行ってきました。
出るのか出ないのかわからない試合。


でも、そんなことはいいんです。


子どもの成長を楽しめるという今に感謝ですね。
色んな事を乗り越えて、彼なりに強くたくましくなっていると感じます。


少しだけ、時間を共有して一緒に楽しませてもらいましたよ。
あっさり負けちゃいましたけど


えへ(笑)


もちろん、素知らぬ顔でいますよ~♪
彼自身が感傷に思い切り浸れるように、邪魔は致しません


今日も幸せいっぱいのことばで大切な家族を包んであげてください。