◆汚れた靴下を裏返しのまま洗濯機に入れられてイヤだなって思う時の言い方
今日は良い天気でした。
各地で市民マラソンが行われていたようです。
昨日の西宮市民祭りから帰って来て、生瀬皇太神社に宮入りするだんじり。
今日は祭り用の装束の洗濯をしました。
夫と次男と三男が参加したので3人分。
祭りでは、靴は履きません。地下足袋を履きます。親指と人差し指が離れています。
彼らは地下足袋の下に5本指の靴下を履いていました。
洗濯機がガンバって洗ってくれた靴下を干そうとすると、
指先が中に折れて引っかかったままです。
5本指の靴下は、脱いだ時にひっくり返ったままだと、
干すときに、いちいち返さなくてはなりません
5本指×2×2人分
「もうっ」
夫はちゃんと考えながら脱いでくれています。
以前は、脱いだ靴下はひっくり返ったままでした。
なぜなら、わたしがやりにくいことを知らなかったのです。
「わたしメッセージ」で困っていることを伝えてからは、配慮してくれています。
なので、すっかり”わかってるやろう”と思い込んでいました。
ダメなんですよね。
ひとり一人にちゃんと言ってあげねば・・・
教える必要があります。
「あのねえ~」
「んー?」
「5本指の靴下の指のところがひっくり返ってたら、お母さんが干すときに全部ひっくり返さなくっちゃいけないから、むっちゃ手間が取られて困る。しかも二人分」
「・・・・」
子どもたちは素直なので、何も言わずそのままです。
夫や大人の人に「わたしメッセージ」を出すと、ほとんどの場合「言い訳」が入ります。
ちょっとだけですけどね。
「いや、脱ぎにくいねん」とか
「そんなつもりじゃなかった」とか
「いいやないか」とか・・。
そんな場合は、「切り替えの術」を!
これも講座でしっかり練習しますよ。
「脱ぎにくいのね。」
「そうやねん。」
「そうか~」
「うん」
「んーーーーー、でもわたしも干しにくいのよね。」
会話はこれで終わりです。
あとは相手に任せます。
わたしが困っていることが相手を責めずに伝わるので
今後は配慮をしてくれますよ
もし、そのまま変わらなければ、
① 困っていることが伝わっていない → もう一度伝える
② つい忘れてしまう → 張り紙をするなど環境を考える
上の二つのパターン以外の場合は
子どもがお母さんに協力しようと思っていない場合があります。
いつもガミガミ言っていると、協力を得られにくいですよ。
でも、
いつも、話を聞いてあげたり、心理的に助けてあげていると、
私が困っているとき、イザと言うときに、とてもよく理解して助けてくれますよ。
ホンマに
愛されてます~
効果的に「聞く」
率直に「伝える」
どちらも対人関係をつくるときにあると便利なスキルです。
あー知ってる知ってる!
そういう方が増えてきました。
でも、実際に子どもの話を聞けていますか?
それはね、レシピ集で作り方を知っていても、実際に作ったことがないお料理と同じなんです。
会話をトレーニングすることがないのです。
そして、頭ではわかっていても、ほぼ習慣的に言っているいつものパターンに陥ります。
引き戻されます。
「カチン」としているときは要注意
みんなそうです。
90%以上の親は出来ていない
さあ、知識を生かす実践的なトレーニングをしましょう!
こんなに便利なスキルなのに
学校でも
先生も、
親も、
塾の先生も
誰も実践的に教えてくれませんでした。
欲しい人は自分で学ぶしかないのです。
少しずつ、何度も繰り返し。
あなたが強く意識する分、コトバの習慣は早く変わります。