もしもあなたのお父さんが、あの松岡修造さんだったら??


今日はキャラの強い親と子どもの関係を考えます。


元テニスプレーヤーの松岡さん。
錦織圭さんの師匠としても知られていますよね。


ファブリーズのコマーシャルでは、3男児のパパ。まるで長男のような可愛らしいお茶目ぶりです。3男児そろって可愛くて大好きなCMです。熱血パパは濃い~キャラです。


好き嫌いはあるでしょうが、親だったらどうでしょう?
あなたは嫌ですか?嫌じゃないですか?


あの明るいキャラだけだったら、毎日楽しそうでいいですね。
根性も鍛えてくれるかも?と期待するかもしれません。
関係が良ければ、親の事が好きであれば、熱血指導も二人三脚のドラマになるでしょう。


ではあのお父さんが好きでなくなるのはどんな事がキッカケでしょう?


あのキャラを全面に押し出してこられて、それを”押し付けられた”と感じるときではないでしょうか?
強要されるとね、引き気味になります


それを察したお父さん。自分の熱いキャラを認めない子どもに「なぜこの良さがわからないんだ~」なんて叫び出したら、子どもとしてはもう絶対に一緒に歩きたくなるかもしれません。


キャラは、押し付けられると途端に嫌になります。


この時の親のキャラが、本当に天然のものか、自分で演じているものかも関係するかもしれません。

天然のキャラの人は、あまり押し付けません。良くも悪くもそれが自分だからです。そして相手のキャラもそのまま認めます。すると関係は悪くなりません。


子どもは小さい時から自分のキャラを認められているので、「うちのお父さんって、変わってるわ」と言いながら、親のキャラを受け容れる場合が多いと思います。


キャラを意識している人はそれは自分で選んだ価値観であり、当然そのキャラが”良い”と思っています。すると、子どもにも受け継いでもらいたいという誘導や価値の押しつけが言葉の端々に入りやすいのです。


子どもが小さいうちは問題にならなかったことが、小学校高学年頃から急に親子の距離を感じることがあるかもしれません。


どうか慌てないでくださいね。
親の事が嫌いなのではなく、親に自分の価値観を押し付けられそうになることが嫌なのです。
子どもは自分を誘導され、変えられそうに感じると、距離をおくようになります。そうする必要があるのです。自分が確立されていく過程と考えてください。


幼少期に影響を受けている子どもほど、反発は大きいかもしれません。
”好き”の裏返し・・。必要な時期と考えてください。


「価値の押しつけなんて、そんなことはしていない」と思いますか?
自分ではなかなか気が付かないです。親は無意識的にやってしまいますから。


コトバを意識してからまわりを防ぐ親業コミュニケーショントレーニング
自分も相手も大切にするコトバは家の中をあったかくします
今日も愛情いっぱいのことばで大切な家族を包んであげてください。


(ちなみに、我が家の旦那は相当に変わっています。本人は自覚していませんが。)