わたしは、小さい時から「この人すごいな」とか「この人変だな」とか、自分とは違うタイプの人と出会うたびに、その人の親や養育環境を想像&研究していました。
同時に「お母さん考」も行っていました。ドラマを観ても、主人公より「主人公に影響を与えたお母さんのかかわり方」が気になります。
今日は、
昔よ~~~~~~~~くやっていた、私個人の「理想のお母さん像」について語っていた記事があったので、その一部を紹介しますね。
少し昔のドラマですが。
まず、物心ついて最初に憧れたお母さんは、名作「大草原の小さな家」の主人公「ローラ・インガルス」のお母さんです。
これは、
アメリカの開拓時代を舞台にした家族ドラマです。貧しいけど、お料理上手で美人で明るくて、賢くて、勇気もある、もう、理想のお母さんでした。
お父さんもカッコイイ~
小学校の時は、もう理想の母親として、憧れていました
そして自らも男の子の母になった時、わたしが惹かれる理想のお母さんには次の2名も加わりました。
① タッチの達也と和也のお母さん
② 「となりのトトロ」のさつきとメイちゃんのお母さん
どちらもアニメ界の方です。
初めてお会い(?)した時、今までの理想の母親像を打ち破るものだったので、驚きました。そしてわたしなりに親子関係を検証しました。
「タッチ」はご存知の通り、野球漫画の傑作です。
双子の和也君がもともと野球で大活躍しているが、一方の達也君はヘタレです。和也君の死後、達也君が本気を出していく物語。
あんなに優秀な和也君がいたら、親だったら和也にのめり込むか、達也君をもっと心配して「可哀想な子」にしちゃうよな~・・というのは多分「私のような自尊心低めの女子」の考えだよな。そういえば女子漫画の「生徒諸君」も双子だったけど、こちらはセオリー通りの展開。
タッチに出てくるお母さんは、お父さんと超ラブラブで、ストーリーにもほとんど出番のなく、本当に「この人、子どものことに興味がないの?」と思うくらい知らん顔。
完全な脇役なのよね。
でも愛がないわけじゃない。
こんなお母さんは、少女漫画にはあまり出てこないので(←私の主観ですが)、すごーく新鮮でした。
「だからこそ、達也の気が変わったんだよね~」
男の子が望んでいる理想の母親って、こんなかかわりなのかな?
後でようやく思うことができました。
活躍しても、活躍しなくても、和也は和也。達也は達也。ありのままでいいやんと、無条件で一貫して子どもを信頼している。本当に見事です。だから達也はやる気になったんだろうなあ~
もう一人。となりのトトロのさつきとめいちゃんのお母さん。
こちらも「すごい人!」だと思ったのは、病気で入院しているにもかかわらず、明るくて、「あなたに迷惑かけてごめんね」とかの詫びのことばが一切ないところ。
この人も、ただもんじゃないなって思いました。
お母さんが、お母さんの役目を果たせないと、自信がなくなったり、悪いなって思ったりして、「ごめんね」と言ったりする場合が多いと思います。けど、子どもは謝られても困るもの。それより心が元気なお母さんのほうが絶対いい!
このお母さんは自分の病気を受け入れている。家族に愛されていると知っている。そして一番大切なお母さんの役目はしっかりして果たしている。
だから、さつきちゃんも「スナオ」に家事ができるのかな~。凄いよなあ~。
わたしも、家事よりも大切なお母さんの役目をしっかりやろうってそう思えた作品でした。
(母親が家事をしなくても、家事ができる子に育ったら嬉しいし・・・)
以上、わたくし浦入の、独断による理想のお母さんと親子関係の分析でした。
あなたの理想のお母さんは、どんな人ですか?
今日もあなたらしく、幸せいっぱいのことばで大切な家族を包んであげてくださいね。