今日は兄弟についてです。

兄弟によって、得意な事、不得意な事って違いますよね。
得意なことは、褒めて伸ばしてあげる。

とてもメジャーな子育て法ですが、
他の兄弟のコンプレックスを生んでしまうことにもなります。


わたしは2歳年上の姉がいますが、
わたしは姉の明るい性格に強いコンプレックスを持っていました。


一方、姉もわたしにコンプレックスを持っていたそうです。
姉は、”絵を描くこと”にコンプレックスを感じていました。
(私は小さい時から絵を描くのが上手かったのです)

コンプレックスも、程度によってはエネルギーに変わるので一概には言えませんが、

コンプレックスが、こころのブレーキになってしまって、
「なんとなく、いつも劣っているとおもってしまう・・・」
「どうせ、わたしは敵わない」・・と、思い続けることがあります。


もったいないよねえ~


姉は子育て中に学んだトールペインティングがとっても上手だったのに、
いつも、「なんか、下手」と言います。自信がないそうです。

絵の上手い妹に比べると、いつまで経っても”下手”なんですね。

この、目の前にいない相手が”こころのライバル”になってると、
絶対に敵いません。絶対に


しんどいですよね~。


わたしの方も、子育て中に起きたトラブルが、姉へのコンプレックスによる虚栄心による行動だったと知ります。


結構根深くあるんですよね


こんな風に、こころのコンプレックスをせっせと生み出しているのが、親の褒めコトバだったりします。


ほめるって、とっても難しいんです。


3人の男の子の親になった時点で、この兄弟関係について考えました。
成人しても仲良くしてほしい。そのために気を付けることって何だろう?


わたしが親から言われてとても不快に感じた、「同じように育てているのに・・・」は言わないようにしようと思いました。だって同じなんて絶対にありえないもんね。
そんなことを子どもは望んていないと思います。