日本人が大好きな血液型占い。
わたしも、大好き。
夫と二男が該当する「B型の取扱説明書」なんて、気になる書籍のひとつ。

・・・だった。

でも、今は違う。

今日は、西宮の市民対象インターカレッジ講座、
教育心理学セミナーを受講してきました。

講師は、武庫川女子大学の北口勝也准教授。
長身で細身でカッコいい~先生でした。

このセミナーは連続4回で、今日は心理学の概要。
そこで、血液型占いを例えに、

いかにわたし達が、根拠のない情報を信じているか。
それは、多数派にとって有利な事が多く、
さらに、根拠のない思い込みはどんどん強化される。

ということを、”証拠”を持って、説明してもらいました。

心理学とは、人間の行動に関する科学。
証拠、論拠、データがあると、科学になります。

人間は、自分の信じたいことだけを信じてしまう!!!!

「心」は目に見えない。だからこそ、「知る」必要があるのです。

ほ~っ なるほど。

ちなみに、フロイトやユングの「精神分析学」は、心理学とは違って、
臨床の為の実学・・になるらしい。

なぜなら、論拠・データがないから。

人間の行動の背後には、「心」があって、
「心」とは、意図・知識・信念・感情などのこと。
それを科学的に解き明かすのが心理学・・・なんですよね。

北口先生は、教育心理学専門で、今後、障害児指導法や保育教育の分野での心理学的かかわりも聞けそう。
気になる子どもに対するかかわり方の最新の情報もお届けしますね。

親業ゴードンメゾットは、
心理学生まれ。

しっかりとした科学的論拠の元に出来ているから
使うと効果が出るのは、いわば当然なんやね。
論拠を示すことの大切さを 改めて実感した一日でした。

わたし自身は、日本人が血液型占いが好きなのは、
血液型のせいにした方が、
相手の事を、理解・納得・アキラメやすいから、やと思ってます。

でも、関係なかった。

二男に、もう「マイペース」って言わんとこ。