「一日保育士体験」感想より | 「親心を育む会」事務局日誌

「親心を育む会」事務局日誌

「親心を育む会」:中心は埼玉県の私立保育園・認定こども園。

「親と子の幸せ」をただひたすらに願い続けている保育関係者の集まりです。

この事務局日誌は、そんな会の活動をお伝えするかわら版です。

さて、本年度もあと2ヶ月ちょっと。


「一日保育士体験」5年目の本園ですが

この時期には、

・様々な事情で、まだ体験日が確定していない家庭

・予定していた日がダメになって、まだ体験していない家庭

を確認して、お声掛けをするようにしています。


大体100前後の世帯数で、4~5家庭、といったところでしょうか。

今朝も、登園してくるタイミングを待って、お母さんにお声掛け。


「おはよう!○○ちゃん!お母さん、保育士体験いつにする?」

と朗らかに声をかける園長(それはそれで怖いかも!?(笑))


「そ、そうですね…、え~と2月も20日を過ぎると休めると思います…」


「そう!じゃあ、この日はどう?○○ちゃん体育指導日だし。なわとびがずいぶん飛べるようになっているから、見てあげてくれないかなぁ~♪」


「…、はい(苦笑)じゃあ、この日で」


「よかったね~○○ちゃん!ママ来てくれるって!!」


このとき、○○ちゃん(5歳児)の顔がぱぁ~っと明るくなったのを

私とお母さんは目の当たりにしました。


こういったお誘いのしかたに賛否両論あることも、

色んなご家庭・職場の事情があることも、

十分承知したうえで、図々しい園長としてお声掛けをしているのですが、


子ども達のこの顔が見られることが何よりも大事なのだと

改めて感じさせてもらった朝でした。


それでは、本日もお送りしましょう。


「(一番印象に残ったことは)

園児のみんなに『ありがとうございました』って

いわれたこと。


子ども達の知らない場面が見れて、

すごくうれしかった」(1・3歳児 母)