「一日保育体験」感想 | 「親心を育む会」事務局日誌

「親心を育む会」事務局日誌

「親心を育む会」:中心は埼玉県の私立保育園・認定こども園。

「親と子の幸せ」をただひたすらに願い続けている保育関係者の集まりです。

この事務局日誌は、そんな会の活動をお伝えするかわら版です。

ぞくぞくと保護者さんの感想を、お寄せいただき

ありがとうございます!


本日は、保育士体験を経験したお父さんの

感想文です。なんと!その保育園さんが

用意したアンケートの他にこのような感想文を

自発的にくださったそうです。


ちょっと長文ですが、この感動を皆さんと

共有させていただきたく、ここに掲載させていただきます!


「妻から保育園での一日保育士体験の話を聞いたときには、

早くも日にちまで決め(都合で変更していただきましたが…)、

父親の自分が参加することになっていました。

自分に子供が産まれてからは、子供に対する苦手意識は

完全に払拭されていましたし、長女が入園したときからO保育園

とのお付き合いをさせていただいているわけですから、園風や子

ども達の事も知らない状態ではなかったので、不安は全くありま

せんでした。



 当日は時間外の園児、親御さんとの挨拶に始まり、朝礼参加、

園庭での朝の会までの遊び、そして園庭に出ての朝の会…

想像していたよりも、自分の子以外の子どもの変化(鼻水や遊び

に不参加の子)に気がついている自分には少し驚きました。

普段は長女や長男、甥くらいしか同年代の子どもと長時間過ごす

事のない自分にとっては、貴重な体験でした。

下のクラスの子や、4・5歳の子ども達にも興味を示してもらい、

沢山の子ども達と色んな遊びが出来たのも、楽しい時間になりま

した。



同時に、先生方のただならぬ園児への気遣い、苦労も感じる事も

できました。



まさに十人十色、同じ対応ではカバーし切れない年代だと思います。

そんな中、丁寧な相手(子ども)をみた対応で、同じ方向を向かせる

努力?には親として勉強になりました。



サービス業をしている自分にとって、相手の変化や要求には敏感で

なければなりません。そして、気付いただけではダメで、対応して、

要求を満たして(大人の世界には「妥協」という便利でもあり面倒な

言葉がありますが…)初めて信頼関係が築けます。

子供の変化、要求(9割は「わがまま」ですが…)に気づき、受け入れ

(時には我慢させ)、一日ですが信頼関係を築けたかな?子ども達に

聞いてみたいですね。



最後に…全ての親御さん(両親)に体験をしていただきたいくらいの

企画だと思います。



我が子の同じクラス(同年代)のお友達との付き合い方、年上のお兄

さん、お姉さんとの付き合い方、年下の子への接し方…

先生との関係…言うことを聞いているのか、集団生活に順応している

のか?我が子を知るよいチャンスになるはずです。



そう言う自分は、長女や長男への接し方を考えさせられました…

周りの子ども達が教えてくれた事も沢山ありました…



なかなかスグに…とはいかないまでも、広い視野を持って子どもと向

き合える親、大人にならなくては…そう思えた一日保育士体験でした。」

(2歳児・父)


今後も、どんどん紹介させていただきます。

どうぞお楽しみに!