Ski日誌2023-第14弾:相方お受検➀「事前調整」編(2/22-23) | 滑り屋本舗 ☆ 雪がある限りはSKIに行こか~♪

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Skiは「おバカ」、機械モンは「おタク」、文書表現能力は「ナッシング」のワタクシが
日々の出来事をユル~く綴ってます。
参考になるようなネタは皆無なので、『アホやね~♪』とか『ぷぷぷぷっ!』 と笑い
飛ばしながら読んでちょーだいませ。

今回も本番の2日前から現地入りしておりまーす☆なお、初日は「10時にはゲレンデに立っていたい」ちう相方からの要望があったんで、それに合わせるよう自宅を出発しましたー!!。

はい!、毎度ながらの~定点観察ー!!


圏央道あきる野ICから高速に乗り、赤城高原SAで朝食・定点観測・出産を済ませ→湯沢ICから下道に降り→国道沿いにあるおにぎり屋さんで昼食を買ってから第1駐車場に滑り込み~♪。

めいたいこ2個に昆布1個♡

お茶に、不足用のパン~☆



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【初日】
お受検生とおぼしき滑り手の集まり具合は未だ少なめでゲレンデ自体も混んでなかったことから、昼食を挟んだ16時までの間「実践系種目」をメインに検定コートのグルグルバターでミッチリと滑り込み。


ただし、コブは未整備のフラット状態やったんで、総合滑走リズム変化等の3種目が行われる検定コート「コンドルコース」の林寄りに自然発生していた約5mピッチのコブで練習しましたー!。





【この日の動画】
◇総合滑走リズム変化

3本連続再生。
演技構成は3本とも同じで(スタート位置は変えている)、今期のお受検用に取り組んでいるパターン。

何れの滑りにおいても共通で、とりわけ前2本に強く出ている傾向が、お受検生にはありがちな「とりあえずリズム変化しましたー!」ちうもの。
メリハリ感・躍動感が乏しいのが見て取れます。(悪く申せば「手ェ抜いた滑り」とも映る)
※滑走スピードが遅いのは「意図的にそうしている」から
※既に雪面は荒れ荒れやったんで、本番を前に怪我でもされたら目ェあてられませんモンね

なお、ビデオのズームが効かなかった3本目は「そうした動き」も出ており、滑走スピードもまずまずとなりましたが、これをこのまま本番に持ち込むと「前2本の滑り」で終わる可能性が大です☆本番では様々な要因によって「普段より動けなくなる」ので、だからこそ練習においては大きく動いていくことが重要であり、その点は、いっつも相方に申し付けてるんですケドねぇ。。。。
まあ、今回の目的は「演技構成が検定コートの斜面状況に見合ってるかの確認」やったんで多くを望んだらアカンのでしょうけれドモ…。



◇滑走プルークから基礎パラレルへの展開
スキーに重さが乗ると「グズグズと崩れていく」雪質の中滑ってもらいました。

滑走のプルークから粗野な基礎パラレルに展開していく過程で「スタンス変化が全くないまま」処理したため、その先の5ターン目から始まった両脚同調による基礎パラレルで用いたスタンスに「イキナリ変わった」ふうに見て取られてしまいます。
要すれば、
変化が急すぎた訳ですので、そのあたりの処理を「流れるように、かつスムーズに繋いでいければ」ジャッジも納得してくれる滑りとなるでしょう。



◇プルークボーゲン
この時点で「完成の域」に達してくれておりましたー!。

雪面状況は滑走のプルークから基礎パラレルへの展開を練習した時と同じなので、決して滑りやすい訳ではありませんが「何事も起きていないかのようにサラッと」演技し、かつ「何もやっていないが如きの待ち体制」を魅せてくれました。

この種目、本当に上手い人は 『 操作してる内容を全体のシルエットから見て取れない・推し量れない(※)』 ような動きをするものとワタクシは考えており、どうやら、ウチの相方もそうした領域まで上り詰めてくれたようです。
※両脚の絞り込み具合や僅かな重心移動と外向傾姿勢、足首の確実なブロッキング等「この種目の本質を理解した上で、ソコにしっかりと目ェ凝らせねば判らない」要素かと
※これが理解できていない演技者は、外足に重さを載せていこうとして「自ら」大きく働きかけてしまう傾向が高め(指導者もしかり)

プルークボーゲンは、あくまでも「待ちの滑り」。
滑り手自らが働きかけて板の反応を引き出していくのは「滑走のプルーク」であり「プルークターン」だと整理しております!。



◇横滑りの展開
2本連続再生。
1本目は全体的に悪くはないのですが、ロングパート部分での顔の向きが「正対気味」なのと、とりわけショートパートにおける切り替えの部分で「シュテム操作が見えてしまう」のが痛いトコロ。それなので、2本目については「次に来る外足(今の内脚)を伸展させて切り替えて」とアドバイスしております。

およそ横滑りの場合、重さを載せていくのは確かに外脚で間違いないのですが、スキーの動きを支配するのは「内脚」であり、その内脚を外脚に引き寄せるよう操作すると演技が楽になります。

要すれば、切り替え意識をロングターンやショートターンと同様 『 内脚主導 』 に切り替える必要があるーいうことを伝えたかった次第です。



◇基礎パラレルターン小回り
コブ滑りでもそうですし、実践のショートターンにおいても「常に腕を前に出し(拳が常時視界に入ってる状態)」、「ストックをしっかり突けば」何とかなるのを再認識させるための1本です。
結果、ワタクシの思惑どおり、このような「荒れた斜面」でも安定して降りることができています。



◇パラレルターン大回り
今季「大きく飛躍した」んがロングターン。

とりわけ相方の良いところは、ニュートラルを経て斜行していくシーンで「一呼吸の間」を置けること。←YouTube「えりたろう39」のえりサン曰く 『 逆斜行(※)』 と呼称してますな
※逆斜行ちうと分かり難いですが、斜行していく際に今ある外スキー内エッジを使うのではなく「内スキー外エッジ」を使っていくんだとか
※それにより、早い段階から「次の外スキーが仕事を始めてくれる」んだそうな

結果、ターンからの抜け出し方向や落差を大きく取れるターンを実現できているのですが、ウチの相方がそのへんを自覚している訳もないので、これは「自らが頑張ったことへの対価であり、スキーの神サンからのご褒美」なのかなと勝手に思っております(笑。



スキーから上がって、ワタクシ的「らぶ」な無限軌道と2ショット!!

お宿の部屋からの眺め、お山サンに夕日が当たって奇麗







【2日目】
地元六日町の高校生が校外授業(?)で大挙して押し寄せていたせいもあり場内は混雑、リフト券を購入するにも大蛇に並ぶような始末でしたな。

この日は本番で演技するにあたり「意識しておかねばならないポイント」を中心に、相方が自信を持ちきれないとする 『 横滑りの展開 』 の最終確認を実施☆とりわけ、ショートパートにおいて「確実に切り替えていくためのコツ」を伝えました!。

なお、コブについてはこの日の早くからネトロンが立てられてライン付けが始まったものの、
むむむっ???、何だかピッチが早いような、、、、、、、。

リフト上から覗けたラインは2つ。
1つは約4m程度(4mには満たない)のピッチ、そして、もう1つはそれより細かいピッチと、

何だよ!、事前特講で聞いてた「5mをベースにする」ちう話と違うじゃねーか!!!!(怒怒怒。

第一、ライン同士が近接し過ぎてて振り幅が2mもないやんかぁ(げげげげ。→ほぼ「縦コブ」といえる状況、AKKY先生が作るコブ道場3.5m以下のラインと同等か、それ以上の狭さ

そこに、この日はドカーンと増えたお受検生らが、そ・れ・も、脚前が揃わない滑り手が大挙して押しかけるモンですから、ソラ「良い子に育つハズも無く」って感じのコブが完成~♪(なみら。

ワタクシどもが試したのは昼食前でしたが、4m程度のラインは「後半にかけてピッチが早まり」、隣の細かめピッチは「最初から最後までテッケテケ&3コブ目に発射台出現」と、ソラ大変な状況に変貌。

とりわけ、相方に行かせようと考えてた4m程度のラインは滑走者が集中してホレホレのエグエグ、案の定「転倒者」や「網にかかる鮭」が大量発生するような始末。
 ⇒4m程度のラインは後半に行くほどスピードが出てしまうような状況、ワタクシも完走するんに ひぃひぃ しました
  (相方は後半で「テッケテケ~」と見せ場ナシ)
 ⇒細かめピッチはスピードこそ抑えられるものの、先にも書きましたよう「3コブ目での発射」が避けて通れず
  (当然、ワタクシも発射)


まあ、かぐらや八千穂のように管理者が居てるコブなら「随時、皆でコース整備する」んですガ、お受検のコブは基本的に 『 ハイエナの食い散らかし状態 』 となるんで状況は悪化するばかり。(も、最悪)
それなので、昼の休憩時に「このままじゃ大会にならない、既に転倒者や網掛かり者が続出してるんでコース整備するかリセットしたって~」とスクールに電話陳情を入れたホド。
※陳情が奏したのか、午後からSAJの大会役員らが検定コートを確認しつつコース整備を行ってくれました☆リセットはされませんでしたが、まあ一安心しましたね(その直後コースクローズ)

最終調整となったこの日の練習は15時半で切り上げっ!。
前日受付を済ますために理論検定会場となっている塩沢公民館へと向かったワタクシ達なのでありまスル~♪。




【この日の動画】
前日、ビデオカメラのズーム機能が効かなくなる時があったんで「いざ!、ちう時のことを考慮して」スマホで撮影。←事前練習ともいう
いやぁ、最近のスマホって凄いのね~、
画質は荒くなるケド、ズームもキッチリ撮れますがな☆スワイプ操作をイチイチやるんはメンド臭いケド、こら、ビデオカメラ使わんで撮影するヒトが多いんも頷けるちうモンですワ(驚。

◇不整地小回り
既に、食い散らかされて大荒れ状態と化してましたね☆エッジで切れたネトロンがそこら中に転がってるのが見て取れるかと思います。

コブ滑りにおける相方のクセ「左ターン時に身体の向きがスキーに正対しがちとなる」ため苦労しているのが明らかではありますが、板自体の動きは弧を描こうとしているので「まだマシな」方かと。
ただ、ピッチが速まってくると身体が追い付かなくなるので、ここは役員さんらによるコース整備に期待するしかありません。

このコブでは練習を重ねたところでどうにもならない感じでしたし、かえって調子を崩したり自信喪失となるんが明らかだったため、1本のオタメシだけで打ち止めにしときました。



◇総合滑走リズム変化
基本的には前日の構成ですが、最初のリズム変化までは「でっかく回すロング」で来ました。

ワタクシの音声にもあるよう「スピードを制御しきれるかな?」と感じはしましたが、暴走することもなくフィニッシュターンまで繋いでくれました。
まあ、これはこれで良いとは思いますけれども 『 最初と最後が同じようなロングパート(ターンサイズ)』 で構成されているため、ジャッジ側からしてみれば「おっ、そう来るか!」ちう 『 ツカミはオッケー 』 的な要素には結びつかないでしょうね。

ワタクシ的には「えっ!、そう来るん??」とジャッジの目に映るような滑り、例えそれが奇天烈な構成であっても 『 印象には残りやすい 』 と考えておりまーす。



◇滑走プルークから基礎パラレルへの展開
昨日の滑りより「一層の出来栄え」、言葉を換えれば「ワタクシ好みの滑り」となってくれました☆本番もこの調子で臨んでほしいと思います!!。



◇横滑りの展開
2本連続再生で2本目はロングパートの特だし。

昨日の練習ではショートパートの切り替えを改善したので、今日の練習ではロングパートで「顔の向きが正対気味になる」点の改善を2本目で行っております。(1本目は本人も意識していないため未改善)

「スキーの前後差をシッカリつけて+顔を自分が行きたい方向にガッツリとセット」させて練習させました。
併せて、
「ここまでに何度となく相方に伝えて続けている」セリフ、『 スキーは顔が向いている方向に進む特性があるので、本番で斜め前に落ちていきたいならその方向を見続けること 』 を改めて伝えておきましたー!!。←後は、相方の気持ちの持ちよう次第(爆



◇基礎パラレルターン小回り
検定コートが荒れてしまった場合の対策として「蜜脚操作」をオタメシ。

お受検種目の場合、4本のエッジがガッツリ効いてしまうスタンスより「操作が楽な」蜜脚操作で対応した方が安全確実とワタクシは考えております。
ただ、蜜脚にするには腿や膝に「それなりの力を加え続けないと」持続できない訳でありまして、コブ滑りを含めて膝を付けようとすらしない相方の場合、実現は厳しそうかなと踏んだためコレは封印!!。

「他人から強制されるスタンスではなく自分のスタンスで臨べば、万一失敗した時も納得できるでしょ?」として、いつものスタンスでイカせることをチョイスさせました。



◇パラレルターン大回り
昨日に引き続き「安心して見届けられる」滑り☆検定本番も、この意気でお願いしたいところです!!!。



◇バリトレ:内脚返し
2本連続再生で1本目は「内膝を腕で抑え込んでいく」パターンで練習☆こちらについては「パラレルターン大回り」の精度を1段階引き上げるために実践させました。

現状の滑りの中で「ここをこうしたら更に良いのに」とか「もっと楽に滑れるのに」ちう部分があるのですが、それが 『 内脚の外旋 』 。
相方によれば「今期は外足荷重を最重視しており、サンメの講習もそれが重点課題だったので内脚の外旋は封印してる」とのこと。←ナマイキやなコイツ

とはいえ、ヤルんとヤラんのとでは 『 滑りも違えば見栄えも違う 』 のでオタメシさせました。

先ずは、内膝を腕で抑え込んでいくパターン☆次に、腕で抑え込まないパターンでやってもらいましたが、うん、確実に出来ますね。
しかしながら、コレをやらずとも合格点はもぎ取れそうやったんで、ジャッジに見せつけたければヤルーちう 『 OPTION扱い 』 としときました~♪。
実際のトコロ、もう1つ上の滑りを目指すならば、この内脚外旋は必須の要素ですが、今の相方が臨まねばならないのは「あくまでもお受検の滑りで〇を出すこと」なんでね(笑。



----ほし1----ほし1----ほし1----ほし1----



【2日間の総括(総評)】
今期の相方は本当の意味で、お受検に向けて「既に完成している」ちうか、準備万端だったと思います。

師匠であるワタクシとしても、演技失敗に繋がってしまうような要因への対応や、相方から申告があった部分への対応のみで済まされてしまったので気持ち的にも楽でしたネ☆。
特に、これまでのお受検のように 『 出来ない部分を何とか誤魔化して本番に臨まねばならないところ 』 が全くなかった点は、相方の脚前が「確実に進歩している事を示唆」している訳でして、そこは強く実感した次第です。

また、ワタクシ自身としても「まあ、受かればめっけもん」としていたこれまでの相方とは違い、「うん、このままイケば大丈夫でしょう!」と素直に思えましたです。

ただ、この2日間は好天に恵まれ&足元もしっかりと確保された上で滑りましたガ、本番の金曜から土曜にかけては天候が崩れる予報(特に、土曜は雨予報)となっていたので、そのへんの対応次第では「どちらに転ぶか判らない危うさ」はあるのかな?-とも感じた次第です。←本人も、その点は自覚しており、特に苦手とするボッサボサに豹変したら「ゴメン☆ダメかも!!」としておりました



じゃ、今日はこんなトコでっっ!!
またお会いしましょ、しーはいるっっっっ!!!!



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