ただ、トレッドの関係からなのか、はたまた、屋根の位置が高いせいからなのか 『 全体的に上方向へ引っ張られてる感（腰高感）』 が目立つように感じています。このへんは、ハスラーより最低地上高がありそうなジムニーよりも顕著に見えるような気がするので不思議です。（ジムニーの方がトレッド広いんでしょうかね？）
塗装の質はメタリック系カラーの基本である「2コート工程」がキッチリ行われているようで、仕上げ感も好ましいように思いました。
「素材むき出し」の前後バンパー未塗装部分については今後の成り行きを見守る必要がありますが、少なくとも、ハスラーが世に出てきてから本日まで、この部分が「ウロコ状に白化している個体」を目にした記憶はワタクシにはありません。
そのへんは、この国の気候、とりわけ湿度に合わせた樹脂製品（バンパーは「PP」ね）を用いているハズですから、心配しなくても良いのかも知れませんネ。（欧州車では目立ちますよね？）
総じて、万人受けしつつも他に似たような形状を有する車両が無い「唯一無二」の存在だと思っています。
車のデザイン、とりわけフロントフェイスは「キツめ」にするのが常套手段なのですが、ハスラーの場合、誰の目から見ても「カワイイね」と認識してもらえる顔つきとなっており、それが「万人向け」として功を奏しているのかも知れません。
その反面、
リヤフェイスはBMW/Miniをかなり意識しているような気がしています☆ドアパネルに丸みを持たせたら…、テールランプユニットの形状差こそあれ、かなり似通ったものとなるハズなので（笑。
以降、ワタクシが「目を見張った」部分と、「う～ん」と感じた部分を列挙しますが、いずれにしても 『 最近の軽って凄いんだね 』 『 凝ってるね 』 『 質感高いんだね 』 と感じている・・・・、それが紛れもない事実でありまーす。
【目を見張った部分】
◇閉じるとき「良い音がする」ドア
ワタクシが軽自動車にずっと持ち続けていたイメージでは、ドアを閉める際には「ぱぁーんっっ！！」いう甲高い音がけたたましく鳴るーいう感じでしたけれども、どのドアを閉めても「ボスンッ！」ですよ☆ええ、まったく。
正直、11月に手放した「すぺさるモデルのR32」より遙かに良い音だと申し上げておきます☆また、コチラについては真っ先に驚かされましたし「最近の軽って凝った造りになってんだな」と最初に感じた部分となっております。
◇「音付き」アンサーバック＋ドアロックオープン遅延再ロック機構
ま、今の車ですからアンサーバックが搭載されているのはアタリマエとして「音が付加されてる」事にも驚かされました。（国産車ってみんな付いてんの？？）
また、R32で初めて知った「ドアロックオープン遅延再ロック機構」が搭載されていることにも驚かされました。
◇「豊富すぎる」収納力
これまで所有してきた中で「1番の収納力」かと思います☆前席のドリンクホルダーも良く考えられた位置にあると感じています。
その中でも最もビックリしたのが「助手席下収納BOX」で、ワタクシのカーライフ史上において 『 お初の出来事 』 となっています。
また、リアの収納についても「ゲートが２つ」と実に凝っています。
リヤシートのスライド機構がもたらす構造ゆえなんかなとは思いますが、完全独立型のゲート2つでっせダンナ！！☆普通なら1枚パネルとか折りたたみ式パネルを使いますって。
◇「照明付き」バニティミラー
バニティミラーが標準装備なのは知っておりましたが、ある日何気にミラーをめくってみたら照明「ピカー！」で、ちょっと腰が抜けました☆これも 『 軽でここまでやるん？ 』 と思えた部分です。（凄いよね）
◇ヘッドライトは「バイ・キセノン」
バーナーの光量は十分であり、プロジェクター方式のライトの割には照射範囲も広めかと思います。
また、ロー＆ハイを1本のバーナーで使い分ける「バイ・キセノン」方式は初めてなんで、そこも興味津々です！！。（これまでの車体は皆「H1規格バーナー」を用いたプロジェクター方式ばかりだったので）
◇軽なのに「クルーズコントロール＆パドルシフト機構」付き
初めてカタログに目を通した際「クルコン付きのモデルがあるなんて！」と、正直ビックリしました。
ワタクシ、軽で高速に乗ってスキー場に向かう場合、100km/hクルーズを頻繁に行うかかどうか（「出来るかどうか」が近いかな？）と踏んでいたため「無くてもエエわ」と考えていたのでね。←ワタクシ的常用速度域は、軽であれば80km/hと踏んでおり、ペダルコントロールでどうにでもなると思ってますから（笑
また、パドルシフト機構が標準装備だったことにも驚かされました。
ハイパフォーマンスを誇ったレガシィやV70RもATミッションでしたが、この機構は付いてませんでしたからね。
実際に試したトコロ、Dレンジ状態のまま使え＆かつ反応速度も速いので「重宝するな」と思いましたし、何しろ、ATレバーをガチャガチャやらなくとも済むというのがありがたいです←ATミッションに入ってるケーブル（？）ロッド（？）が破損しなくて済む＝故障の要因がなくなる
◇その他（ヒーテッド・ドアミラー、前席シート電熱線暖房、フルオートエアコンが標準装備）
今の軽って皆こんな感じなのでしょうか？？、ヒーテッド・ドアミラーやフルオートエアコンは「国産車だったらあり得るな」とは思いましたが 『 シート暖房 』 まで付いているとは！☆全くもって驚きです。
【「う～ん」と感じた部分】
◇防錆処理は不十分
メーカーとしては「車を軽く仕上げたい」という切実な思いがあったはずなので、ある意味で致し方ないところであり、また、ワタクシが下に潜って確認した訳でもないので断片的な意見となりますが（タイヤハウス内からのみ確認）、、、
どうやら、下回りの防錆処理はシャシーブラックだけで済ませているようで、ノックスドールに代表される「ゴム系アンダーコートの類い」までは塗布されていないようです。
ワタクシの場合「宿敵：塩カル」と戦わねばならない身なので、これはちょっと痛いように思いました☆とはいえ、ノックスドールの類を塗布すると車重が約10kg以上は確実に増えてしまうので、、、、追って施工するか、正直、悩むところであります。
◇エンジンアンダーカバー未設定
いくら最低地上高が18cmあるとはいえ、エンジンにとっては「需要かつ意外と脆いオイルパン」が丸裸というのはいただけません。
ましてや、OEM兄弟車であるマツダ／フレアクロスオーバーには標準装備されているらしいので…、速攻でオーダーしときました>ワゴンRスティングレイ用純正品。
ワタクシの場合、凍った轍道を走行する可能性が高いスキー行での使用がメインのため、ここのカバーは必須なんです！。（整流効果なんぞはどーでもエエけど>笑）
◇角度が宜しくないドライバーフットレスト
フロアマット下のパネル部分に角度が付いていて、そこに左足を置く形状となっておりますが、いかんせん「角度が浅すぎる」ように思います☆そのため「足首をちょいと伸ばす」格好でないと、足裏がベッタリ付きません。（ワタクシの場合は）
もう少し「起きていて」くれたら良いのですが…。
ちなみに「専用の足場（台座）が無いフロアカーペット直置き方式フットレスト」いうんがあるのを、この車で初めて知りました。
◇余計なお世話の「先行車発進アラーム」
衝突防止安全機能の一環として付加されていますが「五月蠅いだけ＆余計なお世話」的な機能なので、速攻で殺しておきました。
◇ステアリングはテレスコピック機構なし
チルト機構は付いてましたが、上記はありません。
ワタクシ腕が短いので、ステアリングを身体に近づける方向でドライビングポジションを探りだしていく乗り手なのですが、本来真っ先に行うシート位置決め、それも、最もペダル類を操作しやすいシート位置を求めていく儀式が「後手」に回ってしまうのが不満です。
で、結局のところ、ペダル類の操作に必要な足首の角度を深めに取らざるを得ないようなポジションでシートを固定するハメとなっておりまーす。（足首が窮屈）
◇補助灯は「ハロゲンバルブ」の方が良かったかな？
LEDフォグなんだそうですが、ワタクシにとっては「薄暗いぼんぼり」と思えました。（照射範囲も狭い）
バルブ単体での交換が効かず「ユニット交換のみ」という部分も嬉しくありませんし、白色光というのも「降雪時に使いたい」ワタクシにとっては勝手が悪そうです。
◇あっても無くてもよい「自動格納式ドアミラー」
国産車ではアタリマエとなっている機構ですが、ワタクシ2台続けて欧州車を保有したので「今となっては必須ではない」機構のように思います？。←ドアロックのオン・オフで勝手に動作してるケドさ
じゃ、今日はこんなトコで
またお会いしましょっっ！！
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