今の小さい子たちはタブレットや

動画との付き合いが本当に難しいと

思います

我が子はあまり普及していないときに

幼少期が終わりました


子どもが熱中しすぎて引き離しての

生活は今や難しそうです

本嫌いにならない範囲で読書を

促してあげたいなと思います


我が子は、本を読んでいるときは

脳の中で登場人物が動いて話して

景色が再生されると言っています


小説も大人が読むようなものにも

小学校から抵抗がありません

国語、文章に触れまくる事で

想像力も豊かで、

パターン認識も上手です


中学に入るまで英語は全く勉強して

いませんでしたが、文法を一通り

覚えてからは単語をあてはめ、

また言わんとすることも

文脈から予想していくので

理解が早かったです(リスニングは

トレーニングが必要ですが…)


数学にしても、数式が言語のように

見えるような特殊な子でもないかぎり

解説は日本語です


苦手な分野は動画解説など分かりやすい事も

あるかもしれませんが、

本で能力の可能性が広がると

思っています


どんな本でもたくさん

買って借りて読んでください


長くなり、関係はないのですが…

時々、ショート動画の流行をみて

寒々しく思うときがあります


ジョージ・オーウェルの1984

というディストピア小説があります

言語管理をする政府の部署があり

愚民化政策として難解な単語を削除して

単純化していくのです

昨日まであった単語を辞書から削除して

なかったものにする

例えば、反抗や反乱、革命といった単語の削除

その言葉の概念がなければ人は行動に

起こせません

政府は国民コントロールのために

ニュースピーク(小説内での新しい言葉)を

推し進めていくのです


ことばの表現や多様性や広がりを

排除していく恐ろしさを感じます


英語にも簡素化の流れがあるそうです

例えば

・関係代名詞を使わないような短文の連続

・スペルから無声音を除く(knife →nife)


世界公用語としての英語なのでメリットも

ありそうですが、

ニュースピークを話す人

クラシック言語を話す人

区別、階層が産まれるディストピア社会を

生みそうです


そして

レイ・ブラッドベリ 華氏451度

中央により本が燃やし尽くされるお話

本が禁止された中、密かに所蔵している

緊張感漂う話です

今は書店も減少し厳しい世の中ですが

自由に読みたい本を手にして読める

幸福な世界であると思います



1984 

華氏451度

一度読んでみてほしい本です