85. 白い糸コマのように回り続ける 魔法のような白い糸 溶け出すよなこの欲望に 一滴の水が遊びにきたら 糸をつたって滑っていった 気持ちいいほど人任せ 落ちた先は天国か 薄暗いだけの地獄だろうか 遠くの空に陽がのぼったら つかめないほど澄んだ海と 紫色の光がさした 胸に何かが刺さった気がして 糸をぎゅっとつかみ直した やっぱりここにはいたくない 自然と口から言葉がもれた 空を見て 空を仰いで這い上がる