親分カラスのつぶやき -12ページ目

親分カラスのつぶやき

いろいろ人生大変だけど、

生きてりゃ何かいい事もあるだろう。

オレはカラス、親分カラス。

だけど人間の気持ちは理解できる。

オレはオレなりに苦しみを乗り越えて今がある。

アンタも大丈夫。明日はきっと晴れるだろうよ。


ある社長が語っていた。



事業を始めて頑張ってやってきた。


・・・にもかかわらず、業績が低迷、やがて気が付くと自転車操業。


やってもやってもどんどん悪化していく日々。


苦しくなって会社を辞めたい・・・と思う。


しかし今更辞められない。



そんな時、伝説の赤い靴の話を思い出した。


伝説の赤い靴・・・


それは、魔法の赤い靴。


その靴を履いた者は、とても素晴らしくダンスが出来るようになる。


最初はいいんだ、念願のダンスが出来るんだから。


軽やかなステップ、見事なターン。


陶酔しきって踊りまくる。



しかしやがて気が付いていく。


疲れてきてもダンスを辞められない。



その靴を履いている限り、踊りを辞める事など出来ない。


やがて疲れ果て、体がボロボロになり、足からは血が流れ出す。


それでも踊りは止まらない。


靴を脱ぎたくても、ダンスを続けている限り脱ぐ事すら出来ない。


苦しくても、そうして踊り続け・・・やがて死に至る。



その社長は自分に、その伝説の赤い靴の話を重ねてゾッとする。


自分はその物語の主人公のようだと・・・



疲れてるんだな、社長さん。


大変だよな、いろいろと。


会社を経営するって生半可じゃ出来ない。



だけど社長さん。


そんなに自分を苛めなさんな。


忙しいかもしれないけれど、少しでいいから休んだらいい。


頭から仕事の事が離れないかもしれないけれど、


それでもあえて離すんだ。


少しの時間でいい。



心をちょっと旅させて・・・


遠い南の無人島へでも行ってみな。


青い海と白い砂浜、まわりには誰もいない。


アンタはいったい何をする。



何でもいい、思い出してみな。


昔食べた美味しい料理、昔訪れた楽しいところ、昔出会った忘れられない大切なアイツ。



ほんのひととき旅をして。


それから深く深呼吸。


考えようぜ、これからの事。


会社の事、未来の事、そして自分自身。



どうしたいのか、どうするべきなのか、きっと方法はあるだろう。


それを探そう、焦らずに・・・