親分カラスのつぶやき -13ページ目

親分カラスのつぶやき

いろいろ人生大変だけど、

生きてりゃ何かいい事もあるだろう。

オレはカラス、親分カラス。

だけど人間の気持ちは理解できる。

オレはオレなりに苦しみを乗り越えて今がある。

アンタも大丈夫。明日はきっと晴れるだろうよ。


毎月・・・月末が近づくと、オレは考える。


支払に翻弄され、苦しむ多くの経営者の事を・・・




どうしたらいいのか、途方に暮れる。


もう融資は受けられない。


何とかお金を工面してくれそうなヤツの顔を思いおこす。


例えば親、例えば兄弟、例えば親友。




携帯を握りしめ、アドレスから彼らの番号を選び出し、そして発信に指を乗せる。


しばらくの間、それで身動きが出来なくなってしまう。


やがて意を決してボタンを押す。




たいがいの結果はアウトなんだ。


分かっている・・・そんなのは分かっている。


気休めだったのかもしれない。


そして再び途方に暮れる。




アンタはそんなシーンに遭遇した事があるかい?




おっと、これはオレの話じゃない。




オレはカラスだから・・・


だけどオレはそんな経営者たちと親しくなって、


彼らの色んな思いを聞いたんだ。


カラスのオレには、そんな彼らの思いを感じる能力があるらしい。


だからみんなオレのところへとやって来る。




これを読んでいるアンタ。


アンタも大変な思いをしているのかい?


苦しんでいるのかい?



・・・でも、なあ、決して早まった考えを起こすんじゃないぜ。


なあ、死ぬなんて考えるなよ!


きっと、解決の方法はあるんだから・・・




親分カラスのつぶやき-明けない夜はない