箱根湯本 湯本富士屋ホテルの本館とレインボープラザの違い

ホテルは湯本富士屋ホテルに決めた。親も楽しみにしている。それなのに予約画面を開くと、「本館」と「レインボープラザ」の名前が付いた客室がずらりと並んでいて、手が止まってしまう。そんな場面にいるかもしれません。

親はベッドのほうが楽なのか、布団がいいのか。3人や5人で1部屋に入れるのはどれなのか。窓からの眺めは変わるのか。値段の差に見合うのか。どれも、客室名だけでは読み取れません。

その気持ち、よく分かります。客室一覧には14のタイプが並び、そのうち本館が9タイプ、レインボープラザが5タイプです。

でも、「親がどこで、何に寝るか」と「部屋の窓と湯船」の2つから選べば、どちらの棟にするかは自然に決まります。

湯本富士屋ホテルの本館とレインボープラザの選び方はこうです

● 親はベッド、自分たちは布団、と分けたいなら本館の和洋室です

● 大人数で畳に布団を並べて寝たいなら、レインボープラザの和室です

● 安いツインには、窓に目隠しがかかった部屋があります。景色を楽しみたい親なら避けます

比較項目 本館 レインボープラザ
箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル
客室のタイプ数 9タイプ 5タイプ
親の寝方 和洋室はベッド2台+和室。トリプルは全員ベッド ツインはベッド。和室は寝具の内訳の記載なし
何人で1部屋 「本館 和洋室B」は2人〜6人 和室・和賓室とも2人〜6人
窓と眺め シングルは窓が換気口のみ ツインに「眺望無し」と「川側」がある
湯船 シングルだけシャワー・トイレ付 5タイプともバス・トイレ付
夕食・朝食 棟による違いの記載なし。夕食はレストラン、朝食はバイキング 同じ

それぞれを選ぶと、どんな夜と朝になるのかを順番に見ていきます。

本館とレインボープラザで何が変わるのか

先に、どちらの棟を選んでも同じことをまとめます。大浴場と露天風呂、レストラン、朝食のバイキングは、宿の案内に棟ごとの区別が書かれていません。14タイプとも客室名の頭に【禁煙】が付きます。チェックインは15:00、最終チェックインは24:00、チェックアウトは11:00です。

違いが出るのは、部屋に入ってからです。夕食から戻って寝る支度を始めると、ベッドに上がるのか、布団に横になるのかで、親のひざや腰の負担が変わります。

翌朝も同じです。窓を開けて川を眺められる部屋と、目隠しで外が見えない部屋とでは、朝のお茶の時間の過ごし方が変わります。

追加で手に入るもの こんな使い方なら この旅での価値
和洋室のベッド2台+和室 親はベッド、自分と子は布団で寝たい 払う価値が大きい
川側の窓 部屋で景色を見ながらくつろぎたい 使い方次第
24畳の和賓室 5〜6人で大きな1部屋に集まりたい 使い方次第
スイートの広さ 2人旅で部屋の広さを優先したい この旅では不要

棟の名前より、親の寝床がベッドか布団かの差のほうが、夜の過ごしやすさを大きく変えます。

正直に書きます 高い部屋を選ばなくていい場合

高いほうを選べば親が喜ぶ、とは限りません。

こんな旅なら 選ばなくていいもの 代わりの選び方
親と2人、夜は大浴場と夕食で過ごす 「レインボープラザ3階・スイートルーム」 「レインボープラザ・ツインルーム 川側(26平米)」
畳の部屋でよくて、人数は3人まで 「本館最上階9階・デラックスツインルーム(48平米)」 「本館最上階9階・和室(10畳)」
4〜5人で寝るだけの部屋がほしい 「レインボープラザ 和賓室(24畳)」 「本館和洋室(48平米)」か「レインボープラザ3階・和室(15畳)」

逆に、景色を楽しみにしている親と行くなら、「レインボープラザ・ツインルーム 眺望無し(26平米)」は避けたほうが無難です。

この部屋は窓に目隠し(スモーク)がかかっており、眺望が望めない部屋です。

本館を選ぶと、こんな滞在になる

部屋で過ごす時間

本館には9タイプが並びます。親と泊まるときに中心になるのは、「本館和洋室(48平米)」と「本館 和洋室B」の2つです。和洋室とは、ベッドのある洋室と、畳の和室がひと部屋にまとまった客室のことです。

どちらも説明に「3名様利用時は、ベッド2台・布団1組のご用意」とあり、和室には最大お布団3枚まで用意できます。

客室一覧に並ぶ14タイプのうち、和洋室はこの本館の2タイプだけです。

たとえば親2人がベッド、自分が和室の布団、という分け方ができます。親が先に休んでも、和室側で翌日の支度をしておけます。定員欄は「本館和洋室(48平米)」が48m²/2人〜5人、「本館 和洋室B」が48m²/2人〜6人です。和洋室Bは、6名様利用時はエキストラベッドを用意すると書かれています。エキストラベッドとは、あとから部屋に運び入れる簡易のベッドです。

全員ベッドで寝たいなら、「本館4階トリプルルーム(48平米)」があります。23平米の洋室に6畳の和室スペースが付き、寝具は全員ベッドとなります。定員は2人〜3人です。

高い階を選びたいなら、「本館最上階9階・デラックスツインルーム(48平米)」と「本館9階デラックスコーナーツイン912(48平米)」があります。前者は正規ベッド2台で、3〜4台目はエキストラベッドです。後者は最上階の角部屋で、2面に大きく窓を取った客室ですが、3名以上はエキストラベッドになります。3人目に親が入ると、親がエキストラベッドで寝ることになる点は覚えておいてください。

畳の部屋がいい親なら、「本館最上階9階・和室(10畳)」もあります。定員は1人〜3人で、山が見えると表示されています。寝具の内訳は客室の説明に書かれていないので、布団かどうかは予約前に宿へ聞いておくと安心です。

窓と湯船で気をつけたいこと

本館でいちばん気をつけたいのは、「本館5〜9階・シングルルーム(14平米)」です。シャワー・トイレ付で、バスタブ・窓はありません。

お部屋の窓は約30センチ四方の換気口のみで、眺望は楽しめません。

親に1人部屋を取ってあげようとして、この部屋を選ぶと、部屋で湯船につかることも、外を眺めることもできません。大浴場を使う前提で、寝るだけの部屋と割り切れる場合に向きます。「本館3~4階・ツインルーム(23平米)」はバストイレ付ツインで、客室によりレイアウトが若干異なります。定員は1人〜2人なので、3人目は入れません。

レインボープラザを選ぶと、こんな滞在になる

部屋で過ごす時間

レインボープラザには5タイプが並び、5タイプともバス・トイレ付です。親と大人数で泊まるときの中心は、「レインボープラザ3階・和室(15畳)」と「レインボープラザ 和賓室(24畳)」です。定員はどちらも2人〜6人です。

6人で1部屋に入れる和室は、レインボープラザの2タイプです。

畳の部屋に集まって、夕食のあとも親を囲んで話せます。ただし、どちらの和室も、寝具の内訳は客室の説明に書かれていません。布団の枚数や、ベッドを入れられるかは、予約前に宿へ聞いておくと安心です。和賓室は川が見えると表示されています。

2人なら「レインボープラザ3階・スイートルーム」があります。106.5平米のバス・トイレ付ツインで、定員は2人です。

窓と眺めで気をつけたいこと

同じ26平米のツインが2つ並びます。「レインボープラザ・ツインルーム 川側(26平米)」は、早川の渓流や小田急線側の景色を望む川側の部屋です。

もう一方の「レインボープラザ・ツインルーム 眺望無し(26平米)」は、前の節で書いたとおり窓に目隠しがかかっています。どちらも定員は1人〜3人で、3人目の寝具の内訳は説明にありません。

朝、親が窓辺でお茶を飲むのを楽しみにしているなら、川側を選んでおくと、その時間がそのまま旅の思い出になります。値段の差は後の節で並べます。

人数や家族構成で、使いやすさが変わる場面

親2人と自分の3人なら、本館の和洋室が使いやすい組み合わせです。親はベッド、自分は和室の布団。夜中に親がトイレに起きるときも、ベッドからなら立ち上がるだけで済みます。

親2人と自分たち夫婦、子ども1人の5人なら、選択肢は4つに広がります。「本館和洋室(48平米)」は5人まで、「本館 和洋室B」「レインボープラザ3階・和室(15畳)」「レインボープラザ 和賓室(24畳)」は6人までです。ただし和賓室は、朝食付きプランの5名以上が税込36,300~40,700円/人(確認日の表示)と、4つのなかでは高めです。ベッドで寝る親がいるなら本館、全員が畳でいいならレインボープラザ、と分けると迷いません。

親と2人きりなら、ツインかシングルの2部屋かで迷うところです。シングルは窓と湯船がないので、親を泊める部屋には向きません。2人で1部屋のツインにして、大浴場は一緒に行く、という組み方がおすすめです。

同じ日程で比べる2つの過ごし方

前提は、親と3人、1泊2日、夕方に着いて夕食付きプランで泊まる場合です。

本館和洋室(48平米)で過ごす場合

15:00過ぎに部屋に入り、親はベッドで少し横になります。夕食はレストランで17:45から。戻ったら大浴場へ行き、親はベッド、自分は和室の布団で休みます。翌朝は7:00からの朝食ブッフェに行き、11:00までにチェックアウトします。

レインボープラザ3階・和室(15畳)で過ごす場合

到着後は畳でくつろぎ、親は足を伸ばして座れます。夕食と大浴場の流れは本館と同じです。夜は和室に寝具を並べることになるので、親が布団で眠れるかを先に確かめておきます。

雨の日や疲れた日は、部屋でゆっくりする時間が長くなります。座って過ごしたい親ならレインボープラザの和室、横になりたい親なら本館の和洋室のベッドが合います。

予約画面で取り違えないための確認

予約画面では、客室名を最後まで読んでください。「本館和洋室(48平米)」と「本館 和洋室B」は名前が似ていますが、定員が5人までと6人までで違います。レインボープラザの2つのツインも、「眺望無し」と「川側」の違いは客室名の後ろにしか出てきません。

料金は、確認日(2026年10月7日)の表示で、「朝食付きプラン」を2名で泊まる場合の1人あたり(税込)を並べます。日付で変わる幅のある表示です。

客室名 棟 2名・1人あたり(税込)
本館3~4階・ツインルーム(23平米) 本館 23,650~28,050円
レインボープラザ・ツインルーム 眺望無し(26平米) レインボープラザ 23,650~28,050円
レインボープラザ・ツインルーム 川側(26平米) レインボープラザ 25,850~30,250円
本館和洋室(48平米) 本館 28,600~33,000円
レインボープラザ3階・和室(15畳) レインボープラザ 30,800~35,200円
本館 和洋室B 本館 30,800~35,200円

同じ表示で比べると、眺望無しと川側のツインの差は1人あたり2,200円です。5名で泊まる場合は、「本館和洋室(48平米)」が1人23,100~27,500円、「レインボープラザ3階・和室(15畳)」と「本館 和洋室B」の5名以上が1人25,300~29,700円(いずれも税込)でした。

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテルで親の寝床から部屋を選ぶ

箱根湯本駅より徒歩3分、総部屋数は149室。クチコミは4.35(1,491件)です。親と泊まるなら、ベッドと布団を分けられる「本館和洋室(48平米)」を第一候補に、満室なら「本館 和洋室B」、全員が畳でよければ「レインボープラザ3階・和室(15畳)」へ広げると、選び直しで迷いません。

オススメな人
● 親はベッドで寝てほしい子世代
● 5〜6人で和室に集まりたい家族
● 部屋から川を眺めたい親との旅

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予約したあと宿に伝えておきたいこと

予約したら、ご要望欄に一言。これだけで当日の過ごし方が変わります。

● 到着が遅れるので夕食の入店時刻を遅らせたい

● 和室に布団を何組敷いてほしいか

● 親の食物アレルギーの有無

● 親の誕生日など記念日で泊まること

● 和室の寝具の内訳を教えてほしい

夕食のスタートは17:45です。到着時刻の兼ね合いで入店時刻の希望があれば、ご要望欄に書き添えるよう宿が案内しています。アレルギーは、宿の公式ウェブサイトで手続きするよう案内があります。

湯本富士屋ホテルの部屋選びでよくある質問

Q. 親だけベッドにできる部屋はどれですか?

A. 「本館和洋室(48平米)」と「本館 和洋室B」です。3名で泊まると、ベッド2台と布団1組が用意されます。親2人がベッド、もう1人が和室の布団という分け方ができます。

Q. 全員ベッドで寝られる部屋はありますか?

A. 「本館4階トリプルルーム(48平米)」は寝具は全員ベッドです。定員は2人〜3人です。「本館最上階9階・デラックスツインルーム(48平米)」も4人までベッドですが、3〜4台目はエキストラベッドになります。

Q. 夕食の時間は選べますか?

A. 夕食はレストランで17:45スタートです。プラン名に【夕食20時指定】と付くプランは20:00から。入店時刻の希望はご要望欄に書きます。フランス料理のレストランは浴衣・スリッパでは利用できません。

Q. キャンセル料はいつからかかりますか?

A. 宿の基本の決まりでは、4日前の23:59までは無料、3日前から30%、前日から50%、当日は100%です。プランによって別の決まりがある場合もあるので、予約の画面で確かめてください。

Q. 6人で泊まれる部屋は多いですか?

A. 定員が6人までの客室は、14タイプのうち「本館 和洋室B」「レインボープラザ3階・和室(15畳)」「レインボープラザ 和賓室(24畳)」の3タイプです。人数の多い家族旅行なら、日程が決まりしだい空きを見ておくと選びやすくなります。

出かける前に確認しておきたい注意事項

楽しい滞在にするために、ここだけは目を通しておいてください。

対象 内容
入湯税 別途、1人あたり150円
宿泊税 記載なし
駐車場 無料駐車場150台
3歳~未就学児の添い寝 幼児施設使用料として1人2000円(税込)。朝食を利用すると1人900円(税込)
棟の間の移動 記載なし。本館とレインボープラザの間の通路や、エレベーターの位置は予約前に宿へ確認
朝食 ブッフェは7:00〜10:00(9:30最終入場)。混雑状況によっては席を待つ場合あり

親とどんな夜を過ごしたいかで選ぶ

親にベッドで休んでほしいなら、本館の「本館和洋室(48平米)」です。自分は和室の布団で寝て、同じ部屋で朝を迎えられます。

大人数で畳に集まりたいなら、レインボープラザの和室です。2人なら、窓から早川が見える川側のツインが、朝の時間を楽しくしてくれます。

客室名の最後まで読んで、親の寝床と窓を確かめる。それだけで、予約画面の14タイプはぐっと選びやすくなります。

湯上がりの親が、ベッドに腰かけて「いい部屋だね」と言ってくれる。そんな夜を思い浮かべながら、部屋を選んでみてください。

※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。