ナットを外すにあたり、よ~く見ると...

アロンでベットリです!

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きっと一回外れて、お客様ご自身で着け直されたんでしょう。

5 6弦側のヘッド部分は、特に はみ出たアロンが白い粉を噴いたみたいになっていますね。


『これは、相当 着いてるぞぉ~。』


油断すると、塗装だけでは無く 木までイッてしまいます。

ゆっくり、慎重に ヘッド側からスクレーパーの刃を噛まして、ジワジワと外しました。

      f^_^;

着いていた場所は、元の塗装やら、アロンやらでデコボコ。

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当然、削って 平面出し。

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そして、、、

最初から気付いていた方も いらっしゃるかと思いますが、、、

見て見ぬフリをしていた、ロッドカバーのビス穴から延びた“割れ!”

(^^ゞ やっぱり やってしまいました。

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アロンで埋めて、応急処置!

...ほんま、我慢出来まへんわ~。

関西弁で言う、『いらん事 しぃ』(おせっかい)ですな。

      (^.^)b


次に、指板とフレットのキレイキレイ。

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ふぉ~! 20年以上前のギターとは 思えないぐらいに“テッカテカ”ですやんか。

      (^0^)/


で、ナットの方も無事完成~。

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オイル浸けの牛さんです。

金属磨き用クロスで 少し磨いたら、イイ感じのツヤが出てくれます。

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あと、指板エッジの軽く丸まったアールとナットの端のアールが、ほとんど合ってるでしょ。

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コレ。。。僕の ささやかな“コダワリ”なんですね。

      (^^ゞ



さ~てと、、、

次のリペアに かかりますか。。。