気が付けば・・・
もう５月やん 
相変わらず ほぼ連日 夜中もしくは朝方までやっているので 今日が何月何日か 何曜日なのか、、、無我夢中＆意識もうろう状態なので まるでタイムスリップしたかのような気分です
ブログはおろか SNS 関係も手が付けられず、音信不通状態で皆様には ご心配をおかけいたしました 
沢山のメールやメッセージ、DMなどでの 生存確認をありがとうございました。
しっかりと 生きてます
（一時 血圧が１８７まで上がった時は、ちょっとビビりましたが
）
それでも老いというものは恐ろしいもので、これだけ頑張っても 以前の自分と比べてみたら 作業スピードが落ちているのと 色んな段取りがスムーズじゃない 
集中力の持続時間も落ちたなぁ。。。
まだまだ頑張らないと 
それを実感する出来事が今回の お話しです。
すっかり楽器ネタが途切れてしまっていましたので 何かないかと画像フォルダーを漁っていたら、僕自身が勉強になった症例があったので ご紹介いたします。
ある日、Fender のテレキャスターのボリューム部分がスイッチポット（S1 スイッチ）になったタイプのものが持ち込まれました。
音が出ないポジションがあって動作もおかしいと・・・
過去に2回ほど このS1 スイッチ付きのギターに触れたことはあったものの、修理内容は別の部分だったので 「へぇ〜、ノブの真ん中を押すタイプのスイッチなんや〜。面白いなぁ 
」程度の認識でした。
オーナーさんの お話しによると テレキャスター（ドームノブ対応）のS1 スイッチが ほぼ流通していないとのこと。
そこで 普通のプッシュ・プルのスイッチポットに交換の ご依頼になりました。
各ポジションで元と同じ動作をするようにとマンガ（実体配線図）を何度も書き直し、実際に仮配線してみたり・・・
試行錯誤するも上手くいいかない 
なんでやねぇ〜ん
そこで ネットで念のために ドームノブ用の S1 スイッチを探してみた。
やはりストラト用（軸部分が短く ノブの入る部分がギザギザ）しかない
ギザギザ部分は何とかなるものの、軸の長さはNGだな。
テレキャスター用はコレだもの 
諦めて再度プッシュ・プルのスイッチポットで頑張ってみるものの、やはりダメ。
何でなんやろ 
ここでやっと S1 スイッチの動作を一から調べ始めた。
えっ 
４回路あるやん 
そのうち３回路使ってますやん
そりゃ２回路しかないスイッチポットじゃダメだ。。。
ここでっ同業者の皆様から一斉にツッコミが入るでしょうね。
「おっさん、何年やっとんねん これを先に調べるべきじゃろ。」
ね、、、老いるって こう言う事なのですよ。
でも、ここからの決断は早かったですよ 
ストラト用の S1 スイッチを仕入れました。
ストラト用なのに何故か抵抗値は５００KΩ
抵抗部分をカスタムCTS の２５０KΩに入れ替え。
軸部分は元の物を流用
装着後、動作確認したら もちろん完璧でした 
遠回りしたけれど 経験値が増えたのと 少しスキルアップできたので、エエ勉強になりました。
日々精進です。
ほな、また 
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