2010年!年末LIVE
(長すぎるので鴉編)
ここ二週間、好きなバンドの歌詞について考える事が多く(暇だろと思う方、その通りです)…だからなのかいつもより考える事、新たな発見。そして優しい幸せが、沢山あった1日でした。今年の集大成という事で、笑える程長いです\(^O^)/うひゃー

"大丈夫 ここが始まりだから"
今日のライブの幕開けとなったのはこの曲!近野さんの声とギターの音が聞こえた瞬間、ふわっと包まれるような温もりがありました。徐々にサウンドに厚みが増していき、サビに繋がる瞬間の光が差したような感覚が未だに愛しい。
もしも右の"帰り道"が(過去)ならば、左の"旅路"は(未来)なのだろうかと、ライブが終わってから家に帰る迄の間に思いました。
「今」や「未来」そのものに満足して終止符を打つ、という意味で音を鳴らすのではなくて。
未来が有るからこそ、前に進める。
そう信じる意志表明のようなものを感じるからこそ、私が鴉というバンドに対して感じる希望は何よりも眩しくて、温かい物なのかもしれません。
未知標の、リズム隊で終わるという新鮮な空気を掻き消すかのように。3人が各々の音を鳴らして、そこから響いたのはセンチメンタルドラマー(RADIO DRAGONメルマガより)渡邉さんのシンバルの音。
時の面影をライブで聞く度に感じるこの熱情は、これからもずっとあり続けると思う。
"身を任せている"
その後に一瞬全てが止まったような感覚に陥って、そこから新たな色を魅せてくれる、この瞬間が大好きで仕方がない。今年もう一度、鴉のライブを見る事が出来て本当に良かった。
黒髪ストレンジャー演奏中は、毎回一関さんの手元に釘付けになってしまいます。時の面影と同様、心に突き刺さる濃厚な音に今夜も溺れていました。始まった瞬間に起こった拍手は、皆さん大好きな証拠ですよね。
「聖なる夜ですね」
曲が終わってからポツリと呟く近野さん。暫しの沈黙の後、
「気持ちわりー!!」
と自らへのツッコミと爆笑がありました。笑
この日のMCはアルバムの事(鴉大全集だという内容)や、「皆さん時間大丈夫ですか?」というクリスマスに対しての優しいお心遣い等がありました。…クリスマスどころか毎日大丈夫です。(笑)個人的に爆笑したのは、「この1年間でMCが全く成長しなかった」というような事を仰った際、一関さんがすぐにウンウン頷いていた事です。渡邉さんは素敵なスマイルでした。笑
そしてこの日一番の喜びの源となった、かわず。ホームページのアルバムライナーノーツで"井の中の蛙"が意味するメリットに着目して歌詞を書かれたという事を知ってから、そのメリットが何なのかを自分なりにずっと考えていて。是非この日のライブで聞きたいと思っていたところだったので、嬉しかったです!
最初は浮き浮きしながら音の世界に浸り始めたのですが、曲が進むにつれて思う事や感動、発見が多く…涙が出ました。
【井の中の蛙 大海を知らず】
狭い井戸の中が自分の世界の全て、世間知らずも意味するこの言葉。この言葉の内容…確か亀は蛙が知る世界の狭さに呆れ、蛙は自分の未知の世界が存在する事に驚くんですよね。
何処か哀しく、切ない表情を浮かべながら演奏する3人に心を締め付けられもしました。誰かが読んで死んでしまった、その事実が負である事も存じております。
ですが、私はこの曲が意味するかわずに、閉塞感だけは感じられなかったんです。
"何か"から最後は"すべて"に変わる、その歌詞の変化が好きで。ライブで大サビを聞いた時にも泣きそうになっていたのですが、
変化が現れる時点で、最初に歌う"井の中"と、最後に見ている"井の中"の世界は違う物なのかなと思いました。広さよりも深さを選んで、只ひたすらに視界に広がる空に思いを馳せるというか。そういう点では、余分な物は削ぎ落すという鴉のサウンドも、深さを選んでいるのかなと。(勿論広さを捨ててはいません)
だから
【井の中の蛙 大海を知らず
されど空の青さを知る】
それが私が鴉のかわずに対して思った答えであり、メリットでした。これは日本で付け加えた物だし、バリエーションは他にも存在しますが…、歌詞を踏まえると、「高さ」よりも「青さ」がぴったりだなあと。
自分なりの解釈をだらだらと並べてしまいましたが、絶対本当の答えとは違うと思います。何故なら私の脳ミソは蟹味噌だからです!
巣立ちが始まる時に、一関さんが凄く楽しそうな表情をされていたのが印象的でした。勿論近野さんと渡邉さんも笑顔で楽しそうなんですが…何というか、とにかく良い笑顔だったんです。
結末を告げるのが風のメロディならば、巣立ちには希望を込めた風が吹いていのではないか、と考えたりもしました。メンバーでも、会場にいる方でも。誰がが笑顔だと、自分もほんわかするんです。幸せは感染だなあって。
夢で本編は終わり、アンコールの前に少しMCが。近野さんが一関さんの事をお父さんと呼んでいました。一関さん、お父さんだったんですね!(笑)
アンコールは雨模様!前半は渡邉さんのドラムを叩く姿に見入ってしまいました。曲の激しさと楽しさが混じり合って、とにかく「楽しい」の一言に尽きます。
前回の仙台のライブで(曲も何処かで繋がっているのかもしれない)という話をされていたのですが、今日のライブでその言葉により深い納得を得ることが出来ました。
「未知標」という1枚の中で14の曲達が、自分の中で少しずつ繋がっていくのを感じた。
鴉が繋いでくれた出会いや思い、そして幸せが沢山あるんです。その幸せを、私は一つも手放したくはないし、ずっとその幸せを抱き締めていたいんです。だからこそ今を大切にしたいし、そこから繋がる未知を私も信じています。
これからもまた新しい色と、幸せに皆様と出会う事が出来れば思います。来年も宜しくお願い致します。本当に有難うございました◎
セットリスト
未知標
時の面影
黒髪ストレンジャー
Am
かわず
巣立ち
夢
en.今日モ旅路ハ雨模様
無料ワンマンライブサーキット@仙台
16:30になり、握り締め過ぎて温かくなった500円玉&チケットを手に入場。今回のハコは予想よりも小さめでしたが、その狭さに対してお客さんは沢山。開演時間間際になるとスモークが出てきました。…何だかマジックが始まる時みたい。笑
時計の針が17:00を指すとSEが鳴り、若干の黄色い声(笑)と温かい拍手に迎えられ、3人が登場。今回は真ん中2列目だった為、渡邉さんが近い近い。
3人が各々の音を響かせ、目を合わせて。今日というライブの始まりを告げたのは、爽鬱。赤・青の照明、そして黒という暗闇の中で感じる熱情と、喪失感。この曲を1曲目でやると必ず喜びを感じるのは、今日はどんなライブなんだろうという期待の表れだと思います。
"ただ抱きしめていよう"
その言葉の後に残った音の欠片を拾う暇もなく、演奏された夢。鴉の意味するこの「夢」は後ろ向きだけれど、あっという間の時間の中で生じるメンバー・お客さんの笑顔を見ていると、つい歪みの中でも安心を感じてしまうんです。
その温もりに包まれながらの半身創痍は…痺れた!ニヤニヤしてました。(笑)枝分かれした感情でも、その破片を鴉の音は完全には捨てていない感覚を抱きました。だから
"汚れるほど輝いて"
私がこの言葉がずっと大好きな理由が。少しだけ分かった気がします。また新たな色の花を、この曲が咲かせてくれた。
寒い中有難うと感謝を述べられた後、天気話に。
「俺らも仙台に来る時に雪が降ってて…来たな、という感じでした。」
そうなんです。この日秋田には再び白き悪魔が訪れました。私は起きて外の白さを知った瞬間泣きそうになった…(笑)
「でもこういうのって一回止んで、また降り出すんですよね。クリスマスとか。楽しい事するぞー!って時にね。」
秋田の皆様、今年のクリスマスは幸せを運ぶ黒い鳥(笑)がライスポに現れますよ~◎
この日のココニナクは、いつもと違って哀しみよりも温かさの方が強かった。"孤独が刻む~"の所、3人が本当に楽しそうでキラキラしてた。私にとっての光の意味を教えてくれるのは、いつもライブハウスで。だからこれからもこの光を感じていたい、そう強く思いました。
照明が赤に染まっていき、次に鳴らされたのは待っていてください。先日のライブで聞いた時よりも、もっと沢山の気持ちが芽生えた。
"どんな言葉を知っても
もっと心は深い"
ちょっと泣いてしまった…一番ぐっとくる所。感情なんて見えやしないし、こうやってこの気持ちを、読んでくださるあなたに伝えようとしても…所詮文章は文章なんです。説明力が皆無なら尚更の事。それでも音楽と同じように、言葉でも届く何かが有るなら。それが私の幸せでもあるんです。
"触れられるのです"
が意味するものは何なんだろう。感情?勿論真実は歌詞を書くご本人しか分からないけれど…繋がる何かがあるから、音楽が好きだ。いつもこんな駄文を読んでくださり有難うございます。
安物の私達には、この日一番の感動と温もりを感じました。[安っぽい恋愛]の中の[安らぎ]が、心の中にすっと溶け込んでいく。ギターのメロディ、ベースライン、ドラムの音。切ないのに、何処か安心するんです。最初にも述べたのですが、この日は渡邉さんの姿が綺麗に見えるというWday(渡邉さんデー)で。大サビのドラムを激しく叩く姿に、鳥肌が立ちました。
MCでは巣立ちリリースの話から、アルバムの話に。このアルバムには古い曲から新しい曲まで詰まっているという事。
「一時期バンド自体が止まったり、メンバーが変わったりで。だから本当は製作に全部で9年かかっています」。
よって特別な一枚でもあると仰っていました。また、色々な事があった中で(またこんな感じの曲を作って)と言われても無理だと。「次のアルバムを出すまでに9年ください」なんて言えない!というお話も。笑
あとは、
(もしもこの曲達が絵だとしたら、色々なものがあるけれど最後には絶対…同じ、一つの額縁の中に全て入れたと思うんです)
というような内容のお話もされていて。だから曲も何処かで全部、繋がっているのかもしれない…みたいな内容だったような…あー、一番重要な最後が曖昧だ(;_;)
そこから
「このアルバムの中で一番古い曲をやります」
…雨模様(゚∀゚)!!!雨模様はやっぱりライブが一番格好良い。そういえば先日の激唱ノ集イの時、駅からライスポに行くまでの間に壊れた傘を3本見つけましたが…誰だ、投げ捨てたのは。笑
雨模様~夏色~黒髪ストレンジャーの流れは熱かった!夏色で一関さんが身を乗り出して煽っていて、おお!格好いい!となりました。汗だく汁だく卓さん。(ライブ後生まれた言葉。決して馬鹿にはしていません。笑)
「有難うございました、最後の曲です」
そう近野さんが仰った後に、演奏されたのは巣立ち。チケット封入のシングルだったからというのはあまり関係無しに、ただ純粋に。皆さんが音を楽しんだ瞬間に思えたし、会場が一体となったのを感じました。
この日、
「皆さんが笑顔だと凄く嬉しいです。だからもし俺とかが気合い入りまくって…凄い顔で歌ったりしても、それを見て笑ってやってください。(笑)」
というような内容のMCがありまして。その言葉を発している時に、渡邉さんも一関さんも笑顔だったのに、心が温かくなりました。誰かの笑顔が、また誰かを幸せにしていくんだなあって実感した。
アンコールでは男性のオイオイコールが発生したり、間の拍を取って遊んだり、コールが一瞬消えたりと面白かったです。(笑)再び登場した際に近野さんも「一瞬アンコールないのかと焦りました」と仰っていました。笑
再びアルバム、そしてツアーの話をしている近野さんに耳打ちをする一関さん。何度も口を挟むので代わりに話させようとしても。(話してー!)とどんなにお客さんにお願いされようとも。何故か耳打ちをするだけな一関さん。彼は意地でも話さないみたいです。MCダメ、ゼッタイ。笑
アンコールは未知標、時の面影。
未知標の"大丈夫"という歌詞が、自分にとってはとても衝撃的だったんです。近野さんは絶対直接的な表現をしないというか…。言葉だけではなくて、音の力を信じる方なんだろうなと、私は心の何処かで勝手に決め付けていたのかもしれません。だから"大丈夫"。その一言を一番最初に選んだ事が、何よりも強くて、真っ直ぐな標に思えたんです。
最後が時の面影だった事も、何だか嬉しかった。また新たな色を、3人はこれからも必ず魅せてくれるんだろうな、という期待を込めた喜び。今日の1時間というライブは本当にあっという間で、早くまたライブに行きたい!終了してすぐにそう思ってしまった。
.ではなく,。
(今日はこんなライブだった)からこそ、繋がる未知の時間にドキドキしました。鴉の魅力に、そして大切なお友達の皆様に。沢山の幸せに、また出会える事を楽しみにしています。
未知が標だ。
素敵な時間を本当に有難うございました。また逢いましょう◎
史上最強に長い駄文を読んでくださったあなたにも、最大級の有難うを。大好きです!笑
セットリスト
01.爽鬱
02.夢
03.半身創痍
04.ココニナク
05.待っていてください
06.安物の私達
07.今日モ旅路ハ雨模様
08.夏色
09.黒髪ストレンジャー
10.巣立ち
en.未知標
時の面影
激唱ノ集イ~冬来たりなば春遠からじ~
(全バンド書くつもりが結局書けず…私の心の中に閉まっておきます)
ライブが始まる、あの瞬間が相変わらず愛しい。その一瞬の感覚だけで、何気ない一日も価値ある物に変化していくから。何よりも大切で、嬉しい刹那にまた出会う事が出来ました。
爽鬱スタートと勝手に予想するも(始まる前に爽鬱のコード鳴らしてたような気がしたので…)、今回は夢で幕開け。
"夢を見たよ"という歌詞と共に鳴らされる攻撃的なサウンド。そして疑問が疑問を呼ぶその歪みに、開始早々熱を感じました。ただ…スタートの曲なのに、内容は幕が下りているという事実。笑
迫りくる臨場感が堪らないAmの余韻に浸っていると、「今日は3ヶ月続いた激唱ノ集イも最後です。最後まで楽しんでいってください」と近野さん。
そして、ココニナク。闇の中を表現するAm・喪失感をテーマとしているココニナク。2曲とも立場は闇なのに、ライブハウスで聞くと全てが闇とは思えないから不思議だ。例えばココニナクは、車のヘッドライトのような鋭利的な明るさではなくて…雲と雲の間から徐々に差し込んでいく、そんな優しい光に感じます。
光と激情が残る中で、次に鳴らされたのは…待っていてください。
"鉄柵を打ち込んでいるような画面社会"
と、時代がどんどん便利になる今を歌ったこの曲。激唱ラヂオで拝聴した時には、夢のような不穏さを醸し出しているというのが第一印象だったんです。
ところが前奏のベース・ドラムに溶け込んでいくギターのメロディが、曲が進むにつれて聞き手を新たな感覚へと導いていく。サビでは哀しさを。"待っていてください"という言葉の中には、君がいない空のような、哀愁と優しさを。そして最後に再び現れる闇のような感覚が、終わりを告げていく。
ブラックだった珈琲がミルクによって徐々に色を変えていくように、たった一曲の中にも新たな色を感じたり、発見が沢山で驚きました。
この日は愛が溢れる言葉が沢山飛びかっていて。MCもいつもより長めで、尚且つ面白かったです。笑
印象に残っていたのは、12/8にリリースされるフルアルバム「未知標」についてのお話。
昔はライブ中盤で声が出なくなる程、激しさを前面に出した歌い方をしていた。だから今その頃の歌を歌おうとしても、正直全く同じようには歌えないという事。新しい物が生まれていく一方で、古い物はどんどん置き去りにされてしまう。それでもその頃の曲達が、(置いていかないで)と嘆いていると仰っていました。
※この直後ご自分で曲が嘆く訳がないんですけどね、とツッコミをされていましたが。笑
「この曲を敢えてここに持ってきたという事は、そういう事ですね。渡邉さん?」と問い掛けると、自信満々に「はい!」と素敵な返事をするセットリスト番長渡邉さん。
先程のMCの後に、時の面影はずるいです。(笑)今を進む強さを、鴉は持っていると思います。そしてそんな今を、私も大切にしていきたい。
妖艶な黒髪ストレンジャーには沸き上がる楽しさに溺れ、巣立ちでは絶望的な歌詞に込められた希望にまた出会う事が出来ました。
アンコールではチンピラみたい、優しさに甘えてしまう、秋田人だから(暗い)方言丸出しの大阪の人は怖かった…等々、笑いの渦に巻き込まれながらの各出演バンド紹介がありました。
そして再び未知標について触れ、
「その中から一曲やりたいと思います。」
聞こえてきたのは、
"風の中に 僕を残して"
…半身創痍!!!!!!
荒々しさと激しさを持ち合わせながらも、前へと向かう情景をこの時間に感じる事が出来て、本当に幸せでした。大好きな曲。以前の物とは少し変化がありましたが、"汚れる程輝いて"の言葉は変わったのかな?音に夢中になってしまって、自分の一番大好きな瞬間を見落としてしまった…
色鮮やかな熱さを見せる夏色では、3人のより全力で演奏する姿に心を打たれ、ライブは幕を閉じました。
その後の抽選ではマグカップを頂いてしまいました。私なんかが良いのだろうか…大切にします(;_;)



この3ヶ月は、まさに鴉色だった。1回1回が本当に幸せで、そこから得られる物も沢山あった。記憶はすぐに無くなってしまうかもしれないけれど、音楽が積み重ねてくれる幸せを。これからも誰かと、噛みしめていきたいと思います。あの空間と、出会えた皆様。出演された全バンド、そして鴉の皆様。
素敵な時間を本当に有り難うございました。
◎セットリスト
夢
Am
ココニナク
待っていてください
時の面影
黒髪ストレンジャー
巣立ち
AC.
半身創痍
夏色
激唱ノ集イ~帰り花~②
◎鴉
時の面影から始まり、Am。今日も素敵な1日だ!という嬉しさでいっぱいでした。
そしてココニナク~君がいない空と。この2曲が続けられると、私は駄目なんです…笑
ココニナクの、加速していくメロディの後に
(どうしてこうなった?)
と問いかけて。迷いや過去を切り開いていくような、そんな鋭利なサウンドには毎回心を打たれてしまう。
その後に鳴らされる君がいない空は、また色々な事を考えさせられました。ただただ音に引き込まれていて、動けなかった。
愛惜の念に駆られながらも、これからを描いているような歌詞が、メロディが。やっぱり相変わらず痛い程に、切なくて。
それでもその中に何処か存在するあの優しさを、ライブに来る度に感じられるから本当に嬉しいんです。この曲についてはライブで聞く度、いつも同じような事書いちゃうんですが…やっぱりこの感覚が、自分にとって凄く大切で。無くなったら、絶対に駄目なような気がするんです。心が満たされていくのを感じたり、照明以上に眩しい3人の姿に涙が出た。
哀歓に満ちたこの気持ちが、伝わればいいのに。伝える表現力が自分には無いのが悔しい。
そして11/3リリースの巣立ちから黒髪ストレンジャーへの流れには、皆さん興奮されていた気がします。もし気のせいでも私はしてました。(笑)
巣立ちはご存知の通り明るいメロディとは裏腹な歌詞ですが、以前から聞く度
(歪んだ)、
(歌った)、
(巣立った)。
その経緯と意味が凄く気になっていて。
最後の
「(巣立った)=無くなってしまった」。
そんな意味だと、雑誌のインタビューで目にした際は納得の答えだったんです。成る程、ダークな結末なんだと。笑
ところがライブで聞くと、(巣立った)という意味には希望が込められているように感じました。それは楽しそうなメンバーの皆さんや、ライブに来られる皆様の感情が混じり合うからこそ、感じられるものであるのかもしれません。こうやって一曲一曲に対する気持ちやイメージが変わっていく事にも、日々楽しさを覚えます。
ちなみにこの日のライブには、一つ課題(?)がありまして。それは【激唱ラヂオを聞いているリスナーの方々に向けて、何かサインをする】というもの。
近野さん→Vサイン
一関さん→タオルを触る
渡邉さん→Xのポーズをする
だったのですが、後ろにいた為確認がかなり難しく…(*_*)一関さんのだけは確認出来ず。渡邉さんと近野さんのサインはなんとか無事確認出来たのですが、Vサインの形が不思議だったので…果たしてあれは正解の確認だったのかと、ライブ終了後も暫く気になっていていました。素敵なVでした。笑
アンコールに応え最後の歌、夏色でライブは終了。最後の歌は以前聴いていた物より、全体的に綺麗になったという印象を受けました。個人的には前の方が好きだったりしますが、そこはむにゃむにゃ。(笑)大変失礼ながら、この日のライブまでに巣立ちを購入出来なくて…(;_;)だから(もう二度と)、と最初にサビがきた瞬間、泣きそうになった。最後の夏色では手が沢山挙がっていて、お客さんもメンバーも本当に楽しそう。その光景を見るだけでも幸せでした。
三位一体のあの姿があるからこそ、彼らの音楽はより力強い物になるんだと実感した時間でした。
素敵な時間を有難うございました◎
時の面影
Am
ココニナク
君がいない空
巣立ち
黒髪ストレンジャー
夢
AC 最後の歌
夏色
自分の文章力の無さに相変わらずがっかりする…同じような表現の仕方しか出来ないし、もっと伝わる言葉の選び方は沢山あるのに。でも、ただ「楽しかった」の一言で終わらせられる程、自分がライブで得られる幸せは軽いものじゃない。一回一回が本当に幸せだし、大切だから。その時の感覚をしっかりと覚えていたい。
少しでもライブの雰囲気が伝われば幸いです。有難うございました。
激唱ノ集イ~帰り花~①
到着が遅れて途中からだったのが残念…
◎e.r.a
とにかく楽しかったです!ミライボールではルンルンしていました。カクレンボを久しぶりに聞いたという感覚を味わったのだけれど、きっとそんな事はないはずです。何でだろう?(笑)
真夜中の邂逅のギターの音が大好きなんですが、CDで聴くよりも温かさを感じました。
メンバーの演奏する姿、歌う姿。一つ一つが凄くキラキラしていて、「素敵」という言葉がぴったりなライブでした。格好良かったです!
ミライボール
偽りのシンパシー
真夜中の邂逅
カクレンボ
孤独な秘密
◎ジルバ
格好良すぎて、終始ニヤニヤしていた事は自覚しています。なぜなら一曲目が焦燥歌で、そうだと分かった瞬間から口元が弛んでいたからです(笑)
歌い出した瞬間から、期待故の胸の高鳴りが止まらなかった。
テーマゴーグはライブで聞くのは格別で、オールドタイマーの(スーパーウーファー唸ってる~)の所には、鳥肌が…痺れた。
そして大好きなKAZENINARE、ライブで聞けて嬉しかったです…!ベースラインが堪らない!サビを思わず口ずさんでしまいました。
【貫くロック】の強さを、見せつけられました。
スワロー、LAST BUSでライブは終了。沢山言葉はあるのに、とにかく格好良いとしか云えないや。
絶対また彼らのライブに行きたいです。終わった後、若干汗かいてました。暑くて熱い!(笑)いや~、素敵なライブでした!
焦燥歌
テーマゴーグ
オールドタイマー
KAZENINARE
スワロー
LUST BUS
ARE YOU READY?
大好きな斉藤和義さんの新譜をゲットしたので、一周目の感想メモ
Are you ready?ワイルド、ベースラインが好みです
重々しいサウンドと裏腹の前向きな、シンプルな歌詞が◎サバイバルみたいなイメージでした。(笑)最後の(声が枯れるまで ボクは歌うロックンロール)のところに自分の音楽への熱が混ざり合って、駆り立てられる。
罪な奴こちらは先程とは打って変わってロックンロール炸裂で軽快なドラム。クロマニヨンズのマーシーさんの名前がありますね。斉藤さんがお父さんなんだなあって、改めて実感。カウベルが入るのがわくわくする。その後のギターにも。(女といっぱい遊んで)、にはにんまりしました(笑)おぎゃー!
ずっと好きだったCMでもお馴染みなこの曲。ツアーファイナルの記憶が、聴くたび色褪せる事無く蘇る。(好き)というフレーズが幾度も繰り返され耳にすんなり入るメロディ。甘酸っぱい、それでいて何処か優しい。サビへと繋がる瞬間が堪らない。ああもう、大好きです。斉藤さん。
Stick to fun! Tonight!いきなりスピーディー、そしてギターリフには初めてPVを見た瞬間から印象的でした。遊び心を感じさせながらも、格好良さは捨てていない。ライブで聞きたいなー!聴けば聴くほど楽しみが見つかりそうな曲。歪むギターソロからサビへの流れが個人的に好きだなあ。ポッキー食べたくなりますね。笑
Small Stoneああ、優しい。ってすぐに思った。この包み込まれるような感覚に、私は心を奪われたんだ。ふと、志村さんの事を思い出した。彼も斉藤さんも、雨が似合うなあ。何故かは分からないけれど、ふと感じたの。(「変わらなきゃいけない」なんて たぶん誰かのウソだな)、と(それがどうした)っていう歌詞を見たら涙が出てきた…何気なく言える【大丈夫】や【頑張れ】の言葉よりも、不器用に、ぶっきらぼうに。だけど誰よりも優しく背中を押してくれる、そんな力を私は知っている。それが貴方の音楽でもあるんだなあと。幻想的な、不思議な感覚が徐々に余韻に変わる。
表参道ちょっとクリスマス気分になりました。こちらも罪な奴と同様、斉藤さんのお父さんっぷりを連想させるような歌詞に感じました。行動の後に「離れないように」、と真っ直ぐな感情が描かれているのが印象的
名前を呼んで切なさをメインにした曲調ながらも、相変わらず隠した優しさに…うるっときました。月が消えゆくように、この曲の中の人への気持ちは消えてしまうのだろうか?否、違うなって。不安だからこそ、切り開ける未来を歌っている気がしました。月という描写はいつも彼にぴったりで、これまたライブ映えしそう。うー聞いてみたい!
いたいけな秋おお、長い歌詞!(笑)スチャダラパーを迎えてのこの曲、一周目ではラップ調が苦手な自分は…んー、というのが失礼ながらも正直なところ。(「ウッドソックス」でギター燃やしたのは25)と呟く斉藤さんの声に、ぞくっとした。荒吐で「幸福な朝食 退屈な夕食」を聞いた時みたいな、あの感覚。
黒塗りのセダンアルバムバージョン、格好良すぎ…!ニヤニヤしながら聴いてしまう…艶々しい、かつシンプルに、ワイルドに。大人の夜!な雰囲気。
Don't cry baby曲名からもう、お父さんだなあって。(笑)こちらもまったり。
大きくなって、奥様と子供と、手を繋いで。何気ない事が一つ一つの幸せになる、そんな日々を過ごしてほしいです。その幸せを手放さずに。そして願わくば、そんな日々をこれからも音に、歌にしていただけたら、なんて。きっとそれが私の、沢山の人の幸せにも繋がっていく。音楽はいつだって温かいから。
今回は斉藤さんの遊び心、そしてより一層深まる音楽への愛や優しさが伺えるなあと。ただ、一枚としてのまとまりへの評価というよりは…個々への気持ちの方が強いです。でもそれは一周してみての一旦の感覚であり、収穫。もっと聴いて聞いて、良さに溺れていきたいです。
これからも素敵な家庭を、
音楽への愛を。
いつもありがとう、
これからも宜しくお願いします
宝物がまた一枚増えました。









