我が家の愛犬、チワワのぷりん。
ここの所、特定の犬種・特定の犬に対する吠えがちょいと深刻化しておりました。
色々試してみました。
リードを引く、オヤツ、コマンドでの制止、叱る・怒る、カーミングシグナル、etc....
全滅です。
まぁ、当然なのです。
「興奮して、我を忘れた犬には何をしても無駄」なんです。
この状態の犬には、オヤツも人の声も全く届きません。
まず、第一にすべきことは「興奮を鎮めること」なのです。
残念ながら、「オスワリマテ」のコマンドが届かないのです・・・。
なにせ、コマンドが「聞こえてナイ」のです。
そこで、ちょっとした罰を試してみました。
罰についてですが、
動物行動学による学習理論には、「正の罰」と「負の罰」2種類の罰があります。
「罰」とは、犬にとって「良くないこと」が起こることです。
正は、何かが付け加えられること。
負は、何かが取り除かれることです。
例としては、
・正の罰
ソファーを齧ったら、飼い主に叩かれた。
・負の罰
オスワリをしなかったら、オヤツがもらえなかった。
といった具合です。興味のある人は、ジーン・ドナルドソンの「カルチャークラッシュ」という本を読んでみてください。ドッグトレーナーのバイブルとも呼ばれる本です。ただし、少々難解です。
ちょっとした罰が「何」かはここでは書きません。
「正の罰」の使用は非常に慎重に行わなくてはなりませんし、犬の性格や精神状態によって適さない場合もあります。ですので、吠える犬に単純にこの方法を使用しても逆に悪化する場合もあるからです。
痛み・音・匂いなどは全く無い非常にソフトな方法ですが、興奮して何も聞こえない状態の犬(ぷりん)を正気に戻すことができました。
ちょっとした罰を4~5回程度行っただけで、罰に使用した「百均で買ったある道具」を見せただけでも、ある程度正気に戻るようになってきました。
正気に戻すことが出来ればこっちのものなのです。
コマンドだろうとオヤツだろうと、なんでもOKです。
シーザー・ミラン氏の「タッチ(決してキックでは無い)」なども、犬をビックリさせて正気にもどす方法の一つです。痛みを与える為に行っているわけでは無いのです。
叱るしつけや、罰を使用するしつけ、反対するドッグトレーナーも一部いますが、「早急に効果があり、効果が持続し(すぐに使用する必要が無くなり)、慎重に使用する」のであれば問題無いと考えます。
た・だ・し、
「暴力」はダメです。
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