また
奇妙な夢を見た
枯葉に覆われた
山道を歩いている
そこがどこで
どこへ向かっているのかも
わからない
ただ
目的地へ向かって
歩いてゆかなければならない
という義務感だけがあった
無論
その目的地で
何をするのかも
やはりわからない
その途中で
まるで崖の如き
急な上り坂が現れた
私は這いつくばるようにして
道を覆う枯葉に
足を滑らせながらも
道の脇に生えている灌木の
幹や枝につかまりながら
なんとか登り終えた
でもその先には
何の変哲もない
ごく平凡な
舗装された道路があり
ごく普通に
車が何台も通り過ぎていった
どこへ向けて
何のために歩いてきたのか
全くわからない
そんな
奇妙な夢だった