その昔
「成長の限界」
なる報告書があった
世界中の
頭が良くて
偉い人たちが
いろんなことを
丹念に調べた末に
出した報告書
それは
地球の資源には
限りがあるから
やがて
人類の経済成長は
限界を迎える
というものだった
でも
もうひとつ別の
「成長の限界」も
あったように思う
それは
人間の良心には
限りがあるから
やがて
人類の精神の成長は
限界を迎える
ということだろう
世界中の
頭が良くて
偉い人たちが
どんなに理を尽くしても
誰も聞く耳持たない
経済が成長できなくても
定常化社会になれば
人類は存続できるが
精神が成長できなければ
世界は混乱して
次の世代をつなげられない
そうなれば
後は滅ぶだけ
人類は滅んで
誰もいなくなる
そう
それだけのこと