つま先立ちして
ずっと歩いてきた
いつもいつも
背伸びしたまま
周りの人々に
自分を大きく見せて
自分は大きいのだと
自分自身に言い聞かせて
つま先立ちして
これまで歩いてきたけれど
両足がつってしまって
痛くて痛くて
もう歩けません
立つことすらできません
ずっと背伸びしたまま
歩くことには
やはり無理があって
自分の身の丈にあった
生き方をしなければ
歩き続けることはできません
たとえそれが
己の小ささを思い知る
哀しみを纏うこととなっても
今となってはそんなふうに
歩くことしかできないのです