友人がやってきた
いつもの格好で
いつもの笑顔で
立っていた

でも彼が
ここまで来るのに
どういう経路を
通ってきたのかは
わからない

彼の通ってきた道に
何があって
どんなものを見て
何を感じてきたかは
わからない

でも今日も彼は
いつもの格好で
いつもの笑顔で
そこにいるのだから
それでいいではないかと
思うのだけれど

そんな
上澄みだけの付き合いに
何となく漠とした
寂しさも感じてしまうのは
贅沢なのだろうか