私は
包まれている私を
感じることが
できるだろうか

いつでも
どこでも
柔らかく
温かく
包まれている私自身を
感じとることが
できるのだろうか

この世界の
理不尽と
不条理と
苛烈さという
吹きすさぶ寒風から
守ってくれる何かに
毛布のように
コートのように
優しく包まれている

そんな自分の生を
感じられるだろうか
信じられるだろうか

その見えない「何か」に
包まれるには
いかなる理由も
なんの条件もいらない

強いてあるとすれば
それはただ
「生きている」
ということだけ

そんなふうに
包まれている私を
確かに感じとるため
いつでも
どこでも
私は己の感性を
磨き続けなければならない