青白く淡い光心の瞳の奥底に青白く淡い光を朧に纏った人魂が漂うそれは大海原のみなも一面を覆い尽くしている波の断面遠い空を流れ行く雲も木々の間を吹き抜ける風も地に落ちて踏み砕かれる枯葉も時を終えて朽ち果てる骸もどれもみなうつつのおもてに顕れた波の断面それらひとつひとつの奥底にもまた青白く淡い光を朧に纏った人魂が漂うその人魂は数多でひとつひもつで数多心の瞳を奥底まで澄ましてみれば見えてくる色光うつつという大海原に宿るすべてを包み込む青白く淡い光