透明な人生俺はエリートでは ないヒーローにもなれないさりとてヒールになることもできない俺は何でもないただの男優秀でも勇敢でも悪辣でもない何でもない群衆の中の一人何の注目も浴びることなく透明なコートを着て透明な足跡を残してゆくそんな何でもない者の呟きは乾いた砂塵の如く風に吹かれて消えてゆく他人の放つ期待もものさしも反射することなくみんな透過させるどこまでもどこまでも透明なそんな人生があっても悪くないだろ