なしのつぶてが
飛んでくる

誰かに
話しかけようとしたり
呼びかけようとしたり
触れ合おうとしたり
すればするほど

数多のなしのつぶてが
飛んでくるのだ

そのつぶては
音もなく
形も色もないのに
重さだけはあって

次々とぶつかってきて
手を伸ばした私の心を
さんざん痛めつける

今日もまたいくつもの
なしのつぶてが
私に向かって飛んでくる

私はいつまで
それに耐えられるだろう
いつまで私の心は
立っていられるのだろう