隣人と
は何だろう

多くの人は
己の周囲を
好意的な隣人で
固めようとする

まるで
洪水を防ぐ
堤防のように

荒波を止める
防波堤のように

敵の侵入を阻む
城壁のように

人にとって隣人とは
ストックなのだろうか
ストレージなのだろうか

隣人とは
常にそばに
いるものなのだろうか

常に好意的で
あるものなのだろうか

常に集めなければ
ならぬものなのだろうか

たとえ
遠く離れてにいても
己に無関心でいても
集まってこなくても

己がその人を
隣人だと思い
隣人として
はたらきかけるならば

その人は確かに
隣人となるのだろう

今この時代
隣人でさえ
数字で
表されそうとしている

隣人とは
数字ではない
多くの中のひとつではない

それは
かけがえのない
己の一部なのだ

隣人を
数字の呪縛から解き放とう
それがひいては
己の自由へと繋がるのだから