いかなる言葉をも
押し潰してしまうほど
重い曇天のもと

懈怠を貪る虚しさが
無慈悲な錐の如く
この胸に突き刺さる

萎びて見捨てられた
路傍の雑草のような
疲れた我が身は
心から乖離してしまい

朽ちゆく襤褸布の
眷属と化しつつある

古より深い森に在り
天蓋の如く枝葉を広げ
何メートルもの
幹回りを持つ
太く巨大な樹を想う

豊かな生命の権化
永遠なる循環の表象
形をなした精霊
その幹に空いた
虚でさえも
数多の小さな命の
貴重な揺籃となる

私の心の虚も
何かの揺籃とは
ならないだろうか
この虚の中で
微かなりとも何か
生命が育まれないだろうか

豊かな森に包まれ
寡黙に在る
古木の虚のような
深い空虚の内に宿る光を
夢見ている