沈む夕日を
追うかのように
伸びてゆく
飛行機雲

残照を映して
輝きながら
紡ぎ出される
金の糸のよう

苦しみながら
迷い彷徨う
我らの魂を
浄らかなる地へと
導くかの如く

西の空へと
消えてゆく