闇にくるまれた
クローゼットで

見えない
代表団が集まり

夜な夜な会議が
開かれている

この部屋の主の
数しれぬ罪を問い

いかなる罰が
ふさわしいかを

夜な夜な集まって
話し合っている

部屋の主は
何も気づかず

ぐっすりと
眠っている

彼が夢の中にいる間も
罪と罰が決められてゆく

主が目覚めたときには
総てが変わっているだろう