痺れた脚で
大地を踏む

脚は問いかける
いつまで我に
その身体を
支えさせるのか

この力衰えた
弱き脚を
いつまで酷使
するつもりなのかと

一歩一歩大地を
踏みしめるたびに
私に問いかけてくる

すまぬ脚よ
折り返し点は
とうに過ぎ
幽かではあるが
ゴールも見えてきた

おまえの痛みは
私の痛み
同じ痛みを
日々背負うから

どうか
もうしばらく
堪えてほしい