水面に浮かぶ
花筏

散り落ちた
命の残照

静かに流れ去る
その彩りは

優しさに満ちた
寂しさの色

移りゆく
季節とともに

無常に変わりゆく
人々の営み

その内に秘められた
仄かな願い

いたわりと慈しみに
染まる想いを

優しくも
儚き色に乗せ

久遠の祈りに
あざないながら

時の彼方へと
運んでゆく