好意的差別
という言葉を聞いた

善意や親切心
のように見える方法で
表現された差別のことらしい

ポジティブな言葉で
表現されるので
見過ごされやすいらしい

考えてみれば
恐ろしいことである

自分で気づかぬ内に
誰かを傷つけている
かもしれないのだ

まるで
病気の遺伝子が
優性であるよりも
劣性である方が
表現型として現れない分
淘汰されにくく
後代まで受け継がれてしまう
かのようだ

と ここまで考えて
こんな喩えも
遺伝的な病気や障害を持つ人への
差別につながるかもしれない
ということに気づいた

私の内にも
無意識の差別が
あるのかもしれない

恐ろしいことである